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2025-04-01から1ヶ月間の記事一覧

豊洲市場へ行ってきたというだけの話

市場といえば築地だったことなどもう誰もが忘れている。そう、市場といえばもはや豊洲、豊洲といえばしかしタワマン。あ、あれ。まあよい。 豊洲市場に行ってきた。 本当はマグロのせりを見たかったのだが、5時半からということで「え、始発?」となって一瞬…

オディロン・ルドン 光の夢、影の輝き

オディロン・ルドン 光の夢、影の輝き 新橋にあるパナソニック汐留美術館。好き。 突然の告白を行ったが、ここは場所がまずよい。新橋から歩いていくと、旧新橋停車場駅舎に行き当たる。鉄道マニアじゃなくても、新橋は特別な停車場だ。なぜか。日本初の鉄道…

根津神社 つつじ祭り

根津神社といえばつつじ、つつじといえば根津神社。 しかしこの2年、行こう行こうと思いつつ行けていなかった。なんとなく今年はってことで徒歩でのんびりと向かう。 が、根津の駅のあたりからものすごい人だかりで、「こ、これは……」と暗雲の立ちこめを感じ…

「漫画家生活60周年記念 青池保子展 Contrail 航跡の輝き」と「竹久夢二 愛と想い」

結構な近所にずっと所属していたのに、「みんながこぞって行ってるから絶対いかない」と決めていた弥生美術館・竹久夢二美術館。再び近所(歩いて行ける距離)に舞い戻ってきたので、まあ顔を出してみるかってことで現在やっている展示を見に行った。 青池保…

迎賓館 赤坂離宮

時は令和、嵐の時代(凪)。 道を行くは黒塗りの車車車。次々と赤坂の御用邸に入っていく。わたし、庶民はその場所をきちんと理解しておらず、御用邸に入る門から入れるものと思い困って黒服のスナイパー扱えそうなおじさんに「すいません、一般の人どこから…

切手の博物館でさまざまな民族に想いを馳せる「民族の装い展」

目白駅を降りて右手に進むと、すぐに綺麗な藤棚がある。 画角におじさんが入っているのはご愛嬌だ。行けば分かる。 いやそして、綺麗なのは花が咲いている季節だけだと思うが、花が咲くの早すぎんかまだ4月中旬だぞ?と思いつつ眺める。季節の花を美しく思い…

異端の奇才 ビアズリー展

美術館には名建築を利用したものがたまにある。白金にある東京都庭園美術館や東京駅の近くにある三菱一号館美術館などがそれだ。 わたしはライトな建築好きなのでこうした美術館には足繁く……は大袈裟だけれど、展示替えごとに通うことにしている。 と言うこ…

【読書感想】SF作家の地球旅行記 / 柞刈湯葉

首里城、筑波山、ウラジオストク、モンゴルの草原…… 何のために旅に出て、何を思い、何を目指すのか。SF作家の目を通して楽しむ新感覚旅行記。 2019~2021年note投稿作品を大幅に加筆・修正した海外編4柞&国内編8柞、さらに[架空旅行記]として書き下ろし…

【読書感想】一遍踊って死んでみな / 白蔵盈太

一遍踊って死んでみな (文芸社文庫) 作者:白蔵 盈太 文芸社 Amazon あるとき鎌倉時代にタイムスリップした主人公は、生きるためにやむなく出家した寺に訪れた一遍の踊り念仏に憧れて時衆として一緒に旅をする。 さまざまな思惑の中一遍の踊り念仏は大きくな…

国立極地研究所 南極・北極科学館へ行ってきた

1年半ぶりの立川遠征。かつて犬が元気だった時は、常宿にしていたホテルがあり(といって2回しか泊まってない。3回目は実現しなかった)、昭和記念公園のドッグランなどに行って遊んだものだが、もうその犬もいない。だから立川には用は無い。 と、思ってい…

【読書感想】凍りのくじら / 辻村深月

凍りのくじら (講談社文庫) 作者:辻村深月 講談社 Amazon 高校生の理帆子の家は両親が不在で、理帆子は夜友達と飲みに出かけたりする。一方でF高校という進学校に通っており、また、子供の頃から息をするように読書をするという一面も持っている。というかそ…

ヒルマ・アフ・クリント展へ行った【東京国立近代美術館】

皇居 三寒四温にしたってやり方ってもんがあったでしょ?と怒りたくなるほど真冬と初夏を繰り返す昨今。みなさまお元気ですか。お久しぶりでござる。 ところで皇居の乾通りが春と秋公開されるのをご存知だろうか。春は桜が、秋は紅葉が楽しめる。雨の土曜日…