先週くらいだろうか、しつこく居座っていた盛夏が終わりようやく晩夏がきた。そして今週、ようやく秋の入り口に差し掛かってきた。カラリとした空気、少し和らいだ日差し、涼しい日陰、風が街中を駆けめぐる。気分も軽くなり、フットワークがふわふわだ。ホップステップジャンプ。それは違う。とにかく、散歩するのにうってつけの季節がやってきたということが言いたかった。
そう、なので中央線でうんしょうんしょと(乗っているだけだが)武蔵小金井まで赴き、江戸東京たてもの園に行ってきた。
↑に書いてある通り、江戸東京たてもの園は、文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示する野外博物館だ。通常の暗い美術館、博物館に少し飽きた、いや飽きてはいない、しかし少しとにかくたまには気分を変えようということで、野外博物館であるところの江戸東京たてもの園にお邪魔してきたということだ。
広い。とても。とてつもなく、広い。
三井財閥の三池の本家とか、
茅葺の農家とか(綱島家)、
万世橋交番とか、
お化粧品屋さんとか(村上精華堂)、
銭湯とか(子宝湯)、
とにかく多岐に渡った建物が移築されているのだ。うひょー。
古墳や、
縄文時代の住居跡まで。とにかく建物とそれに類するものが保存されているのだ。うひょー(しつこい)。
様々な建物が保存されているということで、さまざまな照明を見ることもできる。
レトロ照明好きにはたまらん施設だ。
そして、道にはレトロ好きにはたまらないあれこれが。
こうしたレトロなものをフィルタかけたりいじったりして変にレトロ調な写真で見るより、今の精度でさらに色も明るい写真で見るのが好きだなと思う。
そして他にも様々にリアルな建物の「中」。
くじゃくの描かれたふすま、
農家の土間、
醤油屋さんの店内、
銭湯の隅、
居酒屋さんのカウンターなどなど。
そして忘れてはいけないのが、
便所、
便所、
トイレ。
もっとトイレ見たかった(なぞな希望)。
まず、高橋是清邸はでけぇ。
窓ガラスがおしゃれ。このガラスは明治時代のものだそう。
そして高橋是清がこのお宅にいるとき、2.26事件で押し入られ殺されたらしいです。今更ながらにRIP。
そして、前川國男邸。
木造ではあるけれど、現代的でおしゃれな外観。隣のスゴイ家かお宅探訪に出てきそう。素晴らしい。
リビングは天井が高く、照明はシンプルながらもモダンでおしゃれ、ソファと別に椅子とテーブル。この時期にしては珍しく、ダイニングとリビングが分かれておらず、本当に現代の建築と言って遜色ないほどスタイリッシュな家だった。
ということで、いろいろ語ってきたが、実際の展示はここに載せた写真の何倍も何十倍も見所がある。わたしが今日撮った写真は230枚。わかる?わかるわね?
ぜひ現地に行って好きな建物を見つけてみてもらえると嬉しい。建物好きには本当にたまらん。料金は大人400円、子供は都民なら中学生まで無料。行こう。行かない理由がない。行くのだ。
↓Xやってます↓
めっちゃくちゃ楽しいおでかけだったー
— mah_ (@mah__ghost) 2024年10月13日
↓Blueskyが好きです↓
せやろな
— mah_ (@nagainagaiinu.bsky.social) 2024-10-12T04:04:51.280Z