「横浜駅SF」の前日譚。
本州全土が自己増殖する横浜駅に覆われた世界。
corpocker-3型のAndroidであるハイクンテレケは、JR北日本技官帰山に指示され、瀬戸内海を渡り四国へ向かう。その途中に、横浜駅の構造物がなんらかの理由で離島に飛散し独自に増殖した構造物「駅胞分離体」のある島を発見して、上陸する。
そこで、エキナカから追放されていろいろあってこの島に流れ着いた熊野シドウに出会う。シドウはテレケにさまざまなことを話す。
ケイハ、東山などがどのようにしてキセル同盟を発足し活動していたのか、ネップシャマイやハイクンテレケがどのように生まれ、活動してきたのかなどがわかり、話としてもめちゃくちゃ面白く、あつい。前作読んでからじゃないと楽しさが少し減るかも。
ケイハの父二条ケイジンも青目先生も魅力的だった。
京都では一時的にキセル同盟が覇権を握ってある程度自動改札をコントロールしていた。キセル同盟は人々を横浜駅の支配から解放しようとしているが、それを望まない人もいてそうだよなあとも思った。
これらのストーリーが前作(本編)に続く。説明が弱かった部分や、知りたかった部分が物語で説明されているので、両方を一気に読むと楽しい(読んだ)。
