主人公小鳩常吾郎と小佐内ゆきは、小市民たるための互恵関係にある。
二人が学校の帰り道に堤防道路を歩いていたところ、突っ込んできた車に小鳩くんは轢かれてしまう。小佐内さんは小鳩くんに突き飛ばされて無事、小鳩くんは意識不明の渋滞。そして事故ではなく、ひき逃げだった。
小鳩くんは五時間後に目を覚ますが、大腿骨の真ん中が折れており、全治6ヶ月の大怪我となった。一方で、小佐内さんは小鳩くんの病室に「犯人を許さない」とメッセージカードを残して……。物語は今回の事件と3年前のひき逃げ事件を行き来して進んでいく。
<ネタバレあり>
うひえ。作者が小鳩くんをそこまで追い詰めるわけないと思ったから、日坂くんは生きているだろうと思っていたけれど、それはそうで本当によかった。これで日坂くん死んでたら救いがなさすぎる。が、看護婦がなんとあのエーカンのエーコ、日坂えい子だったとはまったく思わなかった。
「水を飲み干せ」って言うのも、飲水量管理のためだと普通に思っていた。そうじのおじさんまで名前知ってるのに、看護師さんだけ名前で把握していないのは、何か意味があるのだろうなとは思ったけれどまさかね。
でも「コンビニの店員」は二人なら気づきそうな者だけれど、若かったからな笑
二人の馴れ初め、小市民になろうと誓った3年前の事件を知れて良かった。小鳩くん、日坂くんが単純でよかったね。
