猫になりたい無職の休日

遅刻でもいいから行こうかな

MENU

関西旅行の記録(2025/04/30-2025/05/04)

浅草に起居して3年。浅草はもういい。浅草はもういいよ。
ということで、ゴールデンウィークの休みを利用して関西旅行に行ってきた。

今回はその記録をしていきたいと思う。

初日(奈良)

移動

東京駅から新幹線でまずは京都に向かう。新幹線に乗ったのが数万年ぶりだったので、自席で充電ができることが驚きだった。遠慮なく充電し、youtubeを視聴する。

富士山を見て大興奮する41歳。

 

 

富士はにっぽんいちの山ですよやっぱなんだかんだ言って。
ってことで静岡に入り順調に電車が走る走る走る走る走るってでかすぎるよ静岡。誰もがいうけど、本当にでかすぎるよ静岡(2回目)。

ということで長い長い静岡を抜けるとそこは京都だった(愛知を飛ばすな)。

京都駅は、スプラトゥーンリュウグウターミナルというステージのモデルとなっているターミナル駅。人が多かったのと、奈良へ行く電車に乗り継ぎのタイミングもあったのでじっくり観察はできず。

奈良着

ローカル線に乗り換えて奈良へ。
奈良は中学の時の修学旅行のとき以来人生二度目で、当然そんな昔の記憶は闇に葬られており、初見と同様。

鹿しかおらん。

記憶の中というか想像では奈良公園に鹿が放し飼いになってるのかなーくらいに思っていたら、道にも道にも道にも鹿。しかも横断歩道をきちんと渡る。そして車はそれに合わせて止まる。鹿ファースト、それが奈良。

奈良国立博物館

ということでひとしきりびっくりしたあと、まずは奈良国立博物館へ。

現在の特別展は「超 国宝-祈りの輝き」ということで、日本中から国宝や重要文化財が集めに集められている展示。

すさまじかった。神々しかった。これもあれもそれもどれも国宝。すさまじい物量。キャプションもきちんと書かれており、理解しながら進むことができる。

平日だったのだが結構な混雑だった。土日はヤバいんじゃないかしらという感じ。行けてよかった。一生のうちにもうあんなに仏像を浴びれる機会は無いだろうと思われる。

また、国宝の展示なので仏像だけではもちろんない。さまざまな国宝が並ぶ中で、なんと、七支刀を見ることができる!
七支刀とは古墳時代に作られた異様な形をしている鉄剣。かなり厳重に守られて展示されているが、長い時間かけてじっくり見ると自らから滲み出てくる異形への畏怖と好奇心。誰が何のためにこの形の剣を作ったのだろうか、強いと思ったのだろうか、なんだろう神々しいというより禍々しい、これは良いものです!です。

artexhibition.jp

奈良国立博物館https://www.narahaku.go.jp/

(なんかリンク埋め込めなかったのでこんな形で)

東大寺(南大門、大仏)

東大寺といえば大仏が有名だが、同じように南大門の金剛力士像も有名である。運慶と快慶が作ったとして歴史の授業でも必ず紹介される像である。

でかかった。

これを作るのに一体どれくらいの時間をかけたのだろうと思うと涙が出てくるのは中年の定めか……。

そして大仏。デカい。

大仏殿も含め、この寺を作ってきた人たち。どれくらいの人足が、どれくらいの時間こき使われていたのだろうか。ピラミッドの人足は実はいい暮らしをしていたというのが昨今の調査で言われているらしいけれど、日本でそのように整った仕事環境が提供されていたとは到底思えず、まあこき使われていたんだろうと思う。

国家事業で何年もかけたプロジェクトなんだろうから、まとめの人も大変だっただろうし末端の人足も当然大変だっただろうし、って考えるとさ、涙が出てくるのが中年の(略)。

とりあえず、無病息災を祈念。

そして正倉院へ。

逆光。

高床式倉庫で、「ああここで国宝が悠久の時をすごしていらっしゃる」とか思うと神々しく思え、ありがたく拝んで参った。ちなみに戦争の時は国宝はコンクリート造の建物に疎開していたとのこと。ま、焼けずに済んだのはよかった。

奈良はそれほど派手な空襲はなかったみたい(といっても死者は出ているので看過できるかと言われればそうではない)なので、こうして金剛力士像も大仏殿も大仏も正倉院もそこに納められている宝物も無事でよかった。こうして1000年近くもの時を越えて受け継がれてるって本当にすごい。

春日大社

そして本日のラスト。春日大社へ足を運ぶ。

大吉を引いていく。わたしは病さえ悪化しなければそれでいい。
科学的根拠があるかのように見せる占いは好きではないが(血液型やMBTiなど)、神的なものは信じて生きているので、おみくじは結構大事(とはいえ浅草寺のおみくじは結構な確率で大凶が入っているので落ち込まないように)。
おみくじの内容を信じてるというわけでは無いが、まあ、景気付けだよね。

そんなこんなで春日大社を詣でてホテルへ向かう。

志賀直哉旧居

そしてホテルまでの道を歩いていると、まあまあ変な道を通ったせいで(鹿もおらん)、志賀直哉旧居にたどり着く。旅はこういう物や場所との出会いがあるから面白い。

実は照明が好きなのだが、この旧居も照明がいちいちよかった。そして家が広く、部屋数が多くあるのに、自分の部屋2個あるのに、子供部屋は一つしかないという鬼畜。個室を与えてあげてほしかった。まあわたしじゃないからいんだけど。

食堂などもとても広く、氷を入れる式の冷蔵庫(↑)などもあり、結構文化的な生活を送っていたのだなあと思う。

ホテル

ホテルはとあるクラシックホテルを予約していてくれた。敢えて名は秘す。

古いホテルなので歩けば床がギシギシするし、設備も古いし、で便利さや快適さを求める人には向かないが、こういうホテルは泊まっているだけでテンションがあがる。照明もいちいちかっこよかったし、ホテルのスタッフさんも丁寧で親切で最高だった。

2日目

東大寺二月堂

なんかいいらしいので、また東大寺へ足を運んだ。

階段を登っていくと二月堂に着く。二月堂から見渡す奈良の街並みはなかなかに趣深いものがある。
そもそも高いビルなどが無い街だ。だから暮らしている感じがよく見える。こういう街なんだなというのがよくわかる。とてもよい。

また、無病息災を祈念。何回祈るのだろう。祈る。

興福寺

外から見ただけだが、やはりこれも一体何人の人がどれくらいの期間をかけて作ったのだろうと思うと涙がちょちょぎれる。移動の時間が心許なかったので、外から眺めるだけで終了。

さあ、奈良を去るぞ。

去る前に県庁でパシャリ。

いやでもせんとくんが最初出てきたとき本当にびっくりしたのを覚えてるよね。「え、あの、ゆるキャラって、意味ご存知です?」みたいなキャラぶつけてくるもんだから。でも今思えば、他との差別化ができていること、コアなファンがいること、いや誰でも知ってること、ってすごくて、作戦勝ちだったんだろうなと思う。こうしてわざわざ県庁まで写真撮りに行くわけだし。

ニンテンドーミュージアム

さて、京都府へ移動。市街にいく前に、途中下車してニンテンドーミュージアムへ行く。

ゴールデン期間中の12時からというチケットを争奪できたのは運が良かったとしか言えない。ありがとう、神様(だからswitch2の抽選にまったく当たらないんだね。わお、公平)。

ってことで、花札作ったり、大きなリモコンでゲームをしたり、ザッパーで遊んだり、大変楽しい時間を過ごさせてもらった。また、展示スペースではこれまで任天堂が出してきた玩具やゲームハード、そしてそのハードで出たゲームソフトがぶわーーーーーーーって並んでいて、圧倒された。これ面白かった、あれ面白かったなどと話しながら見ると、時間があっという間に溶けていく。

そしてswitch2の実機も展示されていた。やはり映像は綺麗だった。早く欲しいけど、なんかもう初日に遊べないならいつでも同じじゃんって気分にはなっている。

ニンテンドーミュージアムは入場者を抽選でしぼっているため、何かが遊べないとか何かをするためにたくさんの時間を使って列に並ばなければならないというようなこともなく、またワークショップも普通に参加でき、かなりいいミュージアムだと思った。ゲーム(任天堂)好きの方は、抽選申し込んでみたら、楽しいんじゃないかしら。

移動(ホテルへ)

ホテルはこの日もワクワクするホテルを予約してくれていたのでワクワクした。敢えて名は秘す。オールインクルーシブだったので酒もつまみも取り放題。ありがとう、ホテル好きの夫よ。

3日目(京都、そして大阪へ)

京都国立博物館

あいにくの土砂降りで二条城を諦め、京都国立博物館へ。特別展は「日本、美のるつぼ」。これもまた素晴らしい展示だった。とくに夫が興奮していたのは俵屋宗達風神雷神図屏風で、わたしが嬉しかったのは北斎の赤富士の原画。

結構良い展示だったが、修学旅行生がたくさん現れたので、早々に退散。子供達が嫌いなわけでは無いが、混雑が嫌いなのだ(なぜ京都へ行った)。

三十三間堂

続いて三十三間堂へ。靴を脱いでお堂へ上がる。

デーン。

https://www.sanjusangendo.jp/ より)

国宝「千体千手観音立像」じゃーーーーーー。頭おかしいだろう(褒め??)。誰がどうして千体の千手観音をぎっしり並べようなんて思ったのだろう。頭おかしいだろう(2回目)。端から端までズラーーっと並んだ千手観音は、ちゃんと見ると一体一体ちゃんと顔や手の造形が違えてあって、この執拗さ、狂気を感じる。発案者は多分ストーカーになるタイプと思う。

でもそうしたいくらいの困難を国が迎えてたとか、そういうことなのだろうか。ねちっこい、ねちっこいよもう。

ということで、また無病息災を祈念(何度祈るんだ)。

三十三間堂→ https://www.sanjusangendo.jp/

(なぜリンクを埋め込めないのだ)

大阪へ

ということで、京都は土砂降りで二条城をみられなかったのは心残りではあるものの、電車に乗って大阪へ移動。最初は市内ではなく、山崎。山崎の戦いの山崎。何しに?そう、知る人ぞ知る「山崎蒸留所」のガイドツアーに参加するためである。

実際にウィスキーを醸造したり寝かせたりしている施設を見せてくれるばかりか歩かせてくれる。神。
そして、ウィスキーになる前の原液の試飲もおつまみ付きでできるし、市場では値段のはねあがっている「山崎」を定価で売ってくれる。最高だったらしい。

わたしはウィスキーはちょっぴり苦手だなって、試飲して思った。ジンジャーハイボールは美味しくて好きなんだけど、そのままは酒が強いし枯葉みたいな味するし苦手だな……。

とはいえ、酒を作る施設を実際に見て歩かせてくれるなんていう経験、もう他ではできないからめちゃくちゃ貴重な時間だった。

ここで気づいたことがあって、ガイドさんが妙に話しかけてくる。このガイドさんだけじゃないとそのとき気づいた。これまで関西にきて会ったホテルスタッフをはじめいろんな店員さん、商売って感じじゃなくめっちゃフランクに友達みたいに話しかけてくる。地方色なんだろうなとしみじみした気持ちになった。東京ではまずない。

まあそれも旅の醍醐味。東京でやられたら「ん?」っってなるけど、関西だから「あー関西人距離近くて面白いわね」くらいの感じだ。

www.suntory.co.jp

(リンク埋め込めた)

市内へ(ホテル)

さて、ウィスキーを飲んでご機嫌になったところで、この日の宿へと向かう。もうホテルは頑張らずに大手の、ホテルニューオートロのモデルかもしれないホテル。読売テレビの横。

夫が間違えて喫煙部屋を選んでしまっていて、連休だったため部屋を変えれずやむなく喫煙部屋に2泊することに。

まあ、カラオケボックスよりはマシという感じだし、ホテルにいるの寝る時だけだしってことで大勢には影響はなかった。

夕食(「れだん」)

電車に乗って在華防さんのとっておきの懐石料理のお店「れだん」にお邪魔する。びっくりする量の美味しい創作料理と豊富な酒。そしておどろきのコスパ。最高の時間過ぎた。

w

ww.redang2008.com

4日目 大阪から移動なし

朝。駅へ向かう途中で大阪城が見える。大阪城は、焼け落ち、修復されたものだそう。つまらん。

万博

義兄にチケットをいただいたので、万博へ足を伸ばす。朝一から行くと、行列はそれほどなくて開門から10分もかからずに入場。

フランス館に即移動。10分もかからずにパビリオン内に入ることができた。
フランスは金持ちだなという印象。

その他マイナーな国のパビリオン(バーレーン、北欧、タイ)や夜の地球(輪島塗の地球儀)などを見た。

この輪島塗の地球儀は、能登の震災のときに無傷で「奇跡の地球儀」と呼ばれているそう。

ポケモンを写真に収めつつ、エスカレーターでリングに登った。

結構な高さで眺めもよかった。

 

ということで午前のうちに離脱。一応まとめておくと、

  • 朝一推奨(人気国パビリオンに即並べば予約してなくても数分で入れる)
  • 日陰もなくはない(ただ並ぶ時には日陰がないので日傘か帽子があるとよい。日傘は迷惑かもしれないから帽子がよいかもしれない)
  • 食べ物は高過ぎて笑える。万博の記念に高いものを食べたい!とかでなければコンビニで買ってくるかお弁当を持ってくるのが良いと思う。
  • マイナーな国は見放題。バーレーンが結構よかった。
  • 国力の差が現れて切ない。切ない。
  • すごい歩く。歩きやすい靴で参戦するのを推奨。

以上です。

www.expo2025.or.jp

大阪中之島美術館「大カプコン展」

ということで午前で離脱した後は、市街地に戻って、中之島美術館(前からめっちゃ行きたかった)にて大カプコン展を鑑賞。

歴代カプコンのソフトのいろんな記録や衣装なんかが置いてあって最高に楽しかった。7.1chの音響体験や、モーションキャプチャーの擬似体験ができてウルトラスーパーー楽しかった。設定集や絵コンテなどもあった。

daicapcomten.jp

国立国際美術館「Undo、Redo わたしは解く、やり直す」および「ノー・バウンダリーズ」

上記二つの展覧会を鑑賞。はっきり言って現代アートは全くわからなかった、いつものことだけど。

あと、現代アートってなんで思想的になるんだろうと不思議に思う。思想がない現代アートってなかなか見ない。見ないだけで、作られてはいるんだろうけれど、そうした作品に会いたい気もする。逆にあれか、メディアアートはそういう感じかもしれない。NTTインターコミュニケーションセンターの展示がそういうものなのかもしれない。

思想が入ると、気持ちが変に入りすぎるから、鑑賞するとき素直に受け入れられない。もう歳だから←

www.nmao.go.jp

www.nmao.go.jp

最終日 大阪の残りと帰京

万博記念公園太陽の塔

さて、前日には新万博を鑑賞した。そしてこの日はついに念願の、旧万博会場であった、万博記念公園へ。もちろん、太陽の塔目当て。

いや、太陽の塔やばいやろ。

まずでかい。そして禍々しさと神々しさの間を不安定に行き来する何これこの感情。という感じの佇まい。小説「太陽の塔」で水尾さんが「宇宙遺産に認定すべき」と言っていたのも納得の、これはそうね塔ね。像では決してないわね、塔ね。

中へ。

おかしいな頭(褒めか?)。

すさまじかった。これは全人類が行ってみるべき。
さっき数百時前で「現代アートは思想が強過ぎてわからん」と書いたばかりの指を使って打つのもなんなんだけど、この思想の強さはそのままめちゃくちゃ作品の強さに結びついている。作品としては過剰味があるが思想が過剰に出過ぎてない。調和している。こうあるべきなんじゃないの、現代アートってって感じがする。多分思想の強さと作品の力がマッチしてて均衡を保ていて過剰に見えないんだと思う。

太陽の塔に100回登ってこい、現代アーティストたち。

taiyounotou-expo70.jp

万博記念公園「EXPO'70 パビリオン」

そして万博記念公園内のEXPO'70 パビリオンという、まあ資料館的な建物へ。

 

前日に新しい万博に行ってきたわけだけれど、これはEXPO'70の圧勝です、圧勝。

決して今の万博がつまらないとか金の無駄とかいうわけではない。普通に楽しめたし。ただ、時代性が違う。

前回の大阪万博の頃は、人類はどんどん進歩していくんだ、これからどんどん暮らしはよくなるし、どんどん発達して便利になって楽しくてハッピーになるんだ、みんなで頑張ろう!って気持ちが一般市民にまで浸透していて力があった。

しかしどうだ。現在の人類。「あーこの負け試合どうやって撤退戦しのごう」「あーこのどん詰まり、どうやったら一番マシな結果に終わるだろう」って世界中が思ってる中であえて前向きに明るくイベントやったって、もう騙されないのよ、一般市民は。

ということで、新旧万博悲喜交々を二日間に及んで体験。大変貴重な経験でしたと。

www.expo70-park.jp

帰京

551並ぶ気力はなく、お土産もろくに買わずに疲れた体を引きずって帰宅。スカイツリーが見えると「ああ今日も無事に帰ってきたのだな」と安心する。安心して今日のスカイツリー画像をまたmixi2にあげる。Back to normalだ。

そう、この猥雑な街並み。台東区感。もうホームになってしまった、こんな下町が。

さてそういうわけで、帰宅して洗濯機回してメルカリで買った中古のswitch(2ではないもちろん)をセッティングしたりして日常へ回帰。旅行なんて、まるで、行ってなかったかのように円滑に普段に溶け込んでいく。つまりゲームをしていく。笑い合っていく。楽しんでいく。

まとめ

関西旅行はこれから先もうずっと行かないだろう。リゾート地じゃないし、観光地結構回ったし(ユニバーサルスタジオジャパンだけはいつかいくかもしれない)。

悔いなく終わった旅行だった。もちろん太っただろう(怖くて体重計乗ってない)。

おでかけ記録は紙で残そうと今年は運用していたのだけれど、やっぱブログの方がたくさんかけるし写真もたくさん載せれるし、検索性もいいし、うっかり人の役に立ったりもするしってことで、またブログにいちいち書いていこうと思います。

まだ書いてないのが溜まっているので徐々にやっていきます。よろしくお願いします。