手放すに手放さないもの、代替えしたいけどどうしても無理なもの。誰しもそういうものを持っていると思う。とくにライナスの毛布ということではなく、その物への愛着の問題。手放しても問題なく過ごせるしそのこともわかっているのに、なぜか手放せない。そういうものだ。
わたしにとってのそれは、赤いノートカバーで、かれこれ7.8年使っている。

もはややや黒ずんでいて汚い。ただ赤いだけのほぼ日のA5のカバーだ。可愛い模様も刺繍も無い。有名なデザイナーやアーティストのコラボ商品でもない。真っ赤なだけのただのカバーだ。

あけるとこういう感じで、左右にポケットがある。結構便利で、今左に入っているのは家族写真(実家)と夫から入院中にもらったクリスマスカードだ。どちらも宝物なのでここに入っている。
ということは、このカバーは宝物が入れられている、宝物のようなカバーだと言えよう。
ちなみに後ろはこんな感じ。

表側よりさらに汚い。

中には今はミドリのMDノートを挟んでいる。A5サイズのノートならなんでも挟めるが、このカバー、ほぼ日カズンの厚さが入りそうなものなのだがややうすく、半年用のavecかほぼ日のメモ帳がぴったりのサイズ。
それはいいや、カバーの宣伝がしたいんじゃなかった。
つまり、このぼろくて汚くて古いしおりが実は壊れてる(猫に引きちぎられた)ノートカバーじゃなくて、もっと新しくて綺麗だったり、革張りだったり、小さくて持ち運びに便利だったり、そんなノートカバーがほしいという気持ちがあるのに、どうしても手放すに手放せず、変えるに変えれない。
とくに大きなイベントがあったわけではない。強いて言えば病弱で毎年半年とか入院してたときに、いつも連れて行っていたのがこのノートで、なんだろうね、いわば相棒なのだ。一人ブレストするときも大きさに安心感があるし、一枚で必要な情報を全部書き込むことが大抵はできる。
だけど、外に出る時はもう少し小さなメモ帳が欲しいと思うこともあるが、基本的に無職は外に出ない&リュック移動なのでA5サイズで問題ない……という現実も後押しして(すなよ)、赤ノートの変えれなさに拍車がかかる。
が、もし買い足すなら、トラベラーズノートのパスポートサイズにほぼ日のB7のメモ帳でも挟もうかなと少し考えている。中身はもう少し考える余地がある。
そしてこれを持ち運び手帳として使いたい。赤ノートは家待機用として。結局、トラベラーズノートも欲しくて買う口実を探しているということなのだろう。
パスポートサイズがいいのは過去にレギュラーサイズで二度失敗していることから、「いやほらパスポートサイズならさ」という言い訳を作っているのだ。そうなのだ。わかっているのだ。「スタンプ押すにもちょうどいいサイズだし」とか全部言い訳なのだ。そうなのだ。わかっているのだ。わかっているのだ。
というわけで、近々「トラベラーズノートパスポートサイズを買いました」投稿をすると思われるが、生暖かく見守って欲しい。


