国立西洋美術館はとても混む。そりゃもう混む。とくに日本人が大好きな印象派とあればその混雑は途方もなく、通勤ラッシュの山手線かいくらいの人の入りがあり、十分に絵もキャプションも見ることができない。
そこで、金晩である。金曜は西洋美術館は20時まで開館している。
金曜の仕事終わりといえばみんながみんなではないが、外食したり飲みに行ったり家に帰って休日前にほっとした時間を持ったり、誰もわざわざ蛮族の地上野に訪れて美術展を鑑賞しようなどとはしない……とまでは言わないが、少なくとも土日に行く時の半分以下の人の入りで鑑賞することができる。
さて、今回観てきた展示は「「オルセー美術展所蔵 印象派ー室内をめぐる物語」である。

西洋美術館はなんか写真NGのことが多くて、オルセーがダメって言ってるのかなと思ったのだけれど、この記事を書いている今日(2/7)行ったアーティゾンではオルセー所蔵の絵もほぼ全部写真OKだったので、鑑賞する人が多すぎるから写真NGにして流れをよくしているのかなあと思った。
そんな中で撮ってきた写真を少し。人が多くて正面から撮れない&杖をついて右手だけで撮ってる写真が多く、それをiPhoneで台形補正などして画像にしているので、額が入りきってないとかは許して欲しい(許して欲しい)。額装も美術のうちだと思うんだけどねー。

ルノワールって感じの筆致で幸せで余裕がある上流階級の女子の感じがよく現れていて好きな一作。生で見れてちょっとうれしい。

ドレスがすごく素敵なこの絵なんだけど、実物のドレスも飾ってあって、360度見ることができてそれもよかった。

なんかめっちゃ素敵だった。光がやっぱ素敵だよな。そして室内画もいいけれど風景がも素敵だよな。素敵だよな。
あとは、常設でも観れる西洋美術館所蔵のモネの睡蓮とかもありましたわよ。
印象派って昔は好きじゃなかったんだけれど、最近ルノワールとか評価するようになった(偉そう)。というかモネとまともに向き合ったのが去年の西洋美術館のモネの睡蓮の展示で、それが素晴らしくて(睡蓮部屋の写真が撮れてとてもよかった)、光の感じとか一本の線で人描いてんのに(厚さはあるけど)それがちゃんと人に見える感じとか、絵で実写を表現しているというより、実写を観た時の感情を再現して表現してるって説明を聞いてなるほどと思ってよいなと。
ただ、ちょっとこの展示は物足りなかったかなー。やっぱ室内画って映えないんで、本当に印象派の画家が好きで、この画家のこの絵が見れて幸せみたいなのが無いと退屈かもしれない、都美のゴッホ展がそうだったんだけど(わたしは都美のゴッホ展好きだったけど)。
という感じでした。2月15日で会期終了なので平日日中か13日の晩がよいと思われる。
ただ、モネが見たいというだけの人は、こっちではなく、アーティゾン美術館で今日(2/7)から始まった、「クロード・モネー風景への問いかけ」に行った方が100倍いいです。
わたくしからは、以上です。
