ウルトラスーパーペーパードライバーである。わたしも夫もだ。教官なしに公道を走ったのは2回しかない。夫とて10回とかそんなもんだろう。そしてそれ以来20年近く車を運転していない。とてもじゃないが、いくら島であれ、いくら車が少ないとはいえ、運転をしていいステータスではない。自分と他人の命を危険にさらしてしまう。
ということで、レンタカーなしで宮古島を堪能してきたので、まあ思い出を語るついでにその辺も触れていきたいと思う。
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初日
4時半に起き、身支度を整える。猫氏のトイレやなんかを長期留守番しようにセッティングし(寝室のトイレをリビングに持ってきてリビングに二個トイレを設置するだけだが)、猫氏に4泊で帰るからシッターさんと遊んで大人しく安心して待っているように十分にいい含め(シッターさんから、猫氏にはちゃんと説明するように言われている)、5時半より少し前に家を出る。
ひーっさびさに使ったトランクのタイヤのゴムが加水分解して崩壊し、荷物を引く夫が四苦八苦しながら東京モノレールで羽田空港に到着。ラウンジでオレンジジュースとスナックをいただきつつ。
7時45分発ANA機に乗り込む。前日にPrime Videoでダウンロードしておいて嵐のアジアツアーのコンサート動画を見ているうちに宮古空港に到着。若かった頃の好きだった嵐を見てとても懐かしい気持ちになった。
宮古空港に降り立つと、レンタカー会社やホテルなどの出迎えの人でごった返している。レンタカーを借りる人は、ここからレンタカー会社へみんなで車で移動してそこで車を借りるのだ。
シギラセブンマイルズリゾートへ
我々は今回、レンタカー無しという事情を鑑み、シギラセブンマイルズリゾートに滞在することにしていたので、リゾート行きのバスを待って、運んでもらった。
シギラセブンマイルズリゾートとは、宮古島の南岸にある巨大なリゾートで、9つのホテルとさまざまなレストラン、ビーチなどの施設があり、そこにいるだけで南の島を満喫できる便利なゾーンだ。リゾート内には循環シャトルバスが走っており、車がなくてもいろんなところに行けるってわけ。
さとうきび畑やお墓のビューを眺めながらリゾートに到着。チェックインを済ませ、お部屋の案内は15時以降だがラウンジが使えるということだったので、軽くつまんで出かけることにする。
レンタサイクルで地下ダムへ
シギラリゾートでは、すごい馬力の電動自転車が借りられる。タイヤは通常の自転車の2倍ぐらいあり、めちゃくちゃスピードが出る。自転車とモペッドの間みたいな感じで、車のほとんど通ってない道を20キロとか25キロとかで飛ばしていると、すっごく気持ちいい。原付に乗ってる人ってこういう気持ちよさなのかなとか、少しわかった。
途中でビーチに寄って、宮古ブルーを目の当たりにして言葉を失う。あまりに綺麗すぎて。

さて、ぐいぐいペダルを踏み込んで、地下ダム資料館着だ。

月曜日でした……。リサーチ不足。
ちなみに地下ダムというのは、山がなくて川がない宮古島の農業用水を賄うためのシステムで、地下水を堰き止めて水を確保するという仕組み(大雑把にいうと)
まあ地下ダムそのものは見ることができた&サイクリングが気持ちよかったのでよいことにして、我々はその場を後にした。
それにしても、ペダルそんなに漕いでないのに巡航で20キロでる自転車強すぎる。帰りも気持ちいいサイクリングだった。市街地は信号があるが、この辺りは信号がほぼないのでずーっとスピード出して走っていられて本当に気持ちいい。
そのまま帰るのも悲しいので、途中で道を折れて仲原鍾乳洞へ行くことにした。しばらくまたのんびりした景色の中自転車を飛ばして鍾乳洞に着く。
鍾乳洞へは、階段を降りて行く。一番下まで行くと、鍾乳洞の入り口というか中なのかなこれはもう、植物がぶわーっと生えていて、地下なのに緑という綺麗な風景。神聖な趣があって、コスプレイヤーとかがこの場所知ったら来たがりそう。

草木をくぐって洞窟の中へ入っていく。
思いの外涼しくなかった。いのり場になっていて、酒がたくさんお供えしてあった。最奥まで行って、こういう場所に来るといつもそうなのだけれど、「崩落したらどうしよう」とビビる。無事に生還。今度は階段を上らなければならないので少し億劫だったが、まあ20段とか30段とかなので笑
ホテルへ〜夕食
また自転車に乗って走り出す。行きとは違う道で帰る。風を切って走るのは、しつこいけれど気持ちいい。
自転車を返してホテルへと戻る。15時をすぎていたので、部屋に通してもらった。313号室だったので「ミラノ勅令」と覚えることとする。
部屋はオーシャンビューの綺麗な広い部屋だ。
夕食はリゾート内の居酒屋へ。ホテルから歩ける距離なので歩いて向かった。居酒屋や焼肉屋、蕎麦屋などが並ぶところの前に大きな土産物屋があってそこで少し時間をつぶした。
居酒屋は美味しく。楽しく。しかし提供がものすげー早かったので1時間とかで退店。結局またホテルのラウンジで軽くいっぱい(ジュースを)。
二日目
朝食
朝食は、別のホテルに併設されているレストランでコース料理を食べた。朝から美味しい。
朝食後、ウミガメの餌やり
リゾート内の隣のホテルの庭の池でウミガメの餌やり。ペレットの入った紙コップを受け取り、餌を目当てにわらわら寄ってきているウミガメに向かってペレットを投げる。とてもかわいい。ウミガメは水族館で見るのとおんなじで、優雅に泳いでいた。
ところでわたしがウミガメとウリゴメと呼ぶのは鳥山明の影響である。
午前、SUP体験
リゾートのシャトルバスに乗って別のホテルへ行く。そこから徒歩で少し行ったところでSUPの体験を行った。
プライベートビーチなので他に客がおらず、綺麗な宮古ブルーの海でボードに座って海へ漕ぎ出す。右、左、と順番にパドルを漕いで、かなり沖の方まで行った。
引き潮だったのもあり、流されてしまった!一生岸に戻れないかと思ったが、インストラクターさんが右3回、次左1回などと声掛けをしてくれて、必死で漕いでなんとか内側の方まで戻ってくる。
本当に怖かった……。
夫はウミガメのいる方まで行って、ウミガメを見たそうだ。いいことだ。
昼食、冷やし宮古そば
インストラクターさんに教えてもらった地元のお店でお昼ご飯を食べた。冷やし都そばが美味しいということだったのでそれを注文。大きな野菜のかき揚げと、本島の沖縄そばとはまた違う麺のそばが出てきた。美味しい。
午後、ドイツ文化村
一度ホテルに戻って水着の洗濯などをする。インストラクターさんがドイツ文化村の方のシーバスが魚がたくさん見れてとても良いと言っていたのもあり、シーバスをチェックすると、なんと運休期間中(点検のため)だったので断念。
しかし他に何も予定がないので、シャトルバスに乗ってドイツ文化村の方へ。
ドイツ文化村は、かつて明治時代にドイツの商船が座礁し、それを助けたことでドイツ皇帝から感謝され、うんぬんということだった。
ドイツ文化村にはキンダーハウスと博愛記念館という施設があって、キンダーハウスにはドイツのおもちゃが展示されている。休館日。博愛記念館は、ドイツの古城「マルクスブルグ城」を再現した建物で、マルクスブルク城の台所の再現や、ドイツの美術品や絵画などが展示されており、展望室もある。休館日。
休館日なんだよおおおおお。火曜と木曜があああああああ。
リサーチ不足。
ということで、仕方ないので干潮の前後だけ現れるハート岩を眺める。

写真だとハート感がないけれど、実際はもっとはっきりわかるハートだった。
カップルの聖地となっており、南京錠をかける場所や鐘などが設置されている。南京錠思ったよりなかった。
一旦ホテルに戻る。
星空鑑賞ツアー
リゾート内のイタリアンレストランで簡単に夕食を済ませ、19時からカントリークラブで行われる星空鑑賞ツアーへ向かう。
ライトと双眼鏡を受け取り、他のお客さんを待っている間ガイドさんがその場で見える星の説明をしてくれる。また、望遠鏡が撮ってる画像を見せてくれたりと、待ち時間も退屈しない時間だった。
全員が揃ってからゴルフ場の9番ホールへ向かう。シートを敷いて空を見上げると、本当に満天の星空だ。
初めて肉眼で天の川を見た。夏の星座が見られるのはもうこれが最後だそうだ。アンタレスは来週には見れないだろうと言っていた。
カシオペヤ座からの北極星、ペガスス座、夏の大三角形、を見て、黄道十二星のうち、射手座、山羊座、水瓶座、魚座を見た。星座まつわる話や覚え方なども話してくれて、とても楽しい時間だった。他にもアンドロメダ星雲なども。こんなに星が見られるなんて、すばらしいなと思った。
ちなみに、宮古島にはハブをはじめ毒蛇がいないらしいのでそれも安心して楽しめる要因だった。
3日目
朝食
リゾート内のレストランへ。ホテルからは徒歩。
プレートで出てきた料理の後、メインとしてスフレパンケーキを食べた。うまし。
観光バスツアーに参加する
わたしたちは前述の通りレンタカーを借りずにバカンスをエンジョイしており、それはそれで楽しいのだがいわゆる観光名所には行けない。
そこで3日目は一日HISのバスツアーに参加し、東平安名崎、来間島、池間大橋、海の駅、伊良部大橋、雪塩ミュージアム、などに行った。
来間大橋、池間大橋、伊良部大橋はどれもよかったし、途中で寄った島々のビーチが本当に美しくて。さらに各所の灯台や展望台にも登り(風がものすごく強かった)、宮古島の観光名所にはあらかた行った。
バスツアーなのでガイドさんが各ポイントの民間伝承や歴史、生物、植物のことなどをお話ししてくれて、宮古島への理解が深まってよかった。
惜しむらくは天気が曇りでときどき雨がポツポツ降っていたことだけだけれど、自転車移動の日やマリンアクティビティの日とかに雨じゃなくてよかった。






ホテル移動からの夕食
ホテル移動の日だったのだが、同じリゾート内なので荷物は新たに訪れるホテルの部屋に移動してもらっていたため、バスを降りてほぼ身一つでホテル着。
部屋がまた313号室だった。偶然なのか、あえてなのかは分からない。

部屋に着いたらちょうど日が沈むところだった。太陽が赤い。
夕食はリゾートないの蕎麦居酒屋へ。ふつう。
4日目
朝食
朝食はリゾート内のレストランでビュッフェ。ホテルからは徒歩。
席が食事の置いてある場所に近かったのであまり落ち着いて食べられなかったし、ビュッフェってどこも変わり映えしなくてつまらないのだよなあとか思った。
レストランの帰りにビーチの岩場の方に行ったら、海からおじさんが「ここにウミガメいるよ」と教えてくれた。あいにく見える距離にいなかったけれど、こんなに近くにウミガメがいるんだと驚いた。
朝はぷかぷか海に浮かぶ
10時前に携帯やらをぜーんぶ部屋に置いて、水やバスタオルなどだけ持ってビーチへ。完全なるデジタルデトックス。したがって写真もありません。
風が強くてパラソルは禁止だったが、チェアだけ借りて場所をキープ(料金は部屋付けできる)。
海に突入。冷たいが、慣れると気持ちよくなってくる。
わたしはほぼ泳げないので、浮き輪を借りようとしたが強風のためレンタル中止。しかたないので、あまり深くないところでぷかぷか浮かんで過ごした。脂肪がすごいので浮力もすごい。昔あんなに背泳ぎができずに苦労したのに、何もしなくても浮きまくる。
遠浅なので結構先まで行ってもまだ夫などは足がつく。ゴーグルをわたししか持ってきていなかったので泳げる夫に貸して差し上げた。岩のまわりなどに普通に魚が泳いでいたらしい。
泳げなくてもぷかぷか浮かんでいるだけで本当にゆったりとした気持ちになる。流されるのが怖いのでときどき立って位置を移動調整してまた浮かぶ。
昼食はビーチのフードコート
水着のまま入れるし、部屋付けで食べられるのでフードコートで済ませた。結構ちゃんと量があって食べれた。
午後はシュノーケル
午後はリゾートが主催しているシュノーケルに参加。全員がライフジャケットをつけて、マスクとスノーケルでインストラクターさんについていく形式だ。
わたしは泳げないので、さらに浮きバーを持たせてくれた。インストラクターさんが引っ張ってくれるので安心して楽しめる。
干潮時を狙ったので水深はいつもより浅め。透明で綺麗なさんごの海に顔をつけると、色とりどり、さまざまな大きさや模様の魚がうようよと泳いでいる。ハマクマノミやカクレクマノミの見分け方を教えてもらったり、なんとかモンガラとかベラとかツノなんたらとか、いろんな魚を見ることができた。感動。
さらに引き返している時、ウミガメ2匹と遭遇。シュノーケルやってる人たち(別ツアーや個人の人たちも)みんな集まってウミガメを眺めていた。
午後の残りはリフト
シュノーケルを終えて部屋に帰ってシャワーを浴びた。シャントリして体もアワアワ洗って海水をすべて綺麗に流す。
そのあと部屋の清掃だったので外出。することも大概なくなったので、リゾート内のリフトを乗りに行った。
往路は開発途中の丘を上るのだが、眺望もなく景色も美しくないので「虚無リフト」と名付けた。復路は海側を眺めて降りていくので虚無度がぐっと下がり、そこそこいい景色だった。海が本当に綺麗だ。
夕食は鉄板焼き
夕食は別ホテルの鉄板焼きのレストランでコースを食べた。
とても美味しかったのに途中で体調が悪くなってしまって、営業してない方のレストランのソファ席に寝かせてもらったり、帰りに泊まっているホテルに迎えにきてもらったりと、すっかりお世話になってしまった。素早く対応してくれて、誰も嫌な顔もめんどうくさそうにもしないで、ホスピタリティをめちゃくちゃ感じた。
5日目
朝食は和食御膳
朝食はリゾート内の和食レストランで御膳をいただく。めちゃくちゃたくさんのおかずと、黒子米と味噌汁。前日の体調不良を少し引きずっていて頭が痛かったが、どれも美味しくいただけた。残してしまったが。
リゾートのバスで宮古空港へ
荷造りを終えて、9時30分ごろホテル発のバスに乗り込む。他のホテルによりつつ、30分ほどで宮古空港へ到着。飛行機が11時45分なのだが、その前にご飯を食べなければならないので空港内のハンバーガーショップA&Wにてモッツァバーガーを食べる。普通に美味しい。展望デッキは工事中で入れず、保安検査を受けてロビーで飛行機を待つことにした。
羽田から家へ
というわけで、飛行機は定時ではなかったものの順調に飛んで、14時40分ごろ羽田に到着。千葉側を回って東京湾を横切って滑走路に着陸。アクアラインとか見れた。
間違えて東京モノレールの各停に乗ってしまったが、まあ焦る時間でもないのでのんびりと浜松町まで。そこから最寄りまで電車に乗って、無事家につき、猫と感動の再会(とくに感動はしてくれない)。
まとめ
宮古島は楽しい
たのしかった。海も綺麗で、アクティビティもたくさんあるし、すばらしい景色もいくつもあった。
レンタカーなくても満喫できる
レンタカーがなくても、リゾート内でさまざま完結できるので何も困らなかった。
いわゆる観光名所はバスツアーを一日入れれば大抵回ることができるし、説明もしてもらえるので満喫できた。
ホスピタリティ
ホテルはホスピタリティに満ちている。
10月は最高な季節
気温が30度ちょい下、水温が27,8度で、まだまだ海に入れる。台風も宮古島はシーズン終わっている。一番過ごしやすい季節らしい。
わたくしからは、以上です。