遠心分離機

文体の練習

今週食べたパンを淡々と紹介する回 #1

今週食べたパンを淡々と紹介していく。専門知識はないので拙い感想にはなる。

BURDIGALA

東京駅のGranstaの店舗で購入。

ソッシス

ソーセージの長さがちょうどいい(そこかい)。パイ生地のサクサク感がたまらないパンで、ソーセージもしょっぱすぎず、油の具合もちょうどいい感じ。美味しい。

焼きカレー

カレーパンだけれど生地はドーナツ生地ではなくもっちりとして同時に固さもある。カレーは日本の普通のカレーパンとこれまた異なりバターチキンカレー。なのでいわゆるカレーパンとは全然違うパン体験が味わえる。けどわたしは安っぽい油っぽいカレーパンの方が好き。安い舌なので。

CHIGAYAベーカリー

蔵前の店舗。

GOLOCHI

チーズがゴロリと入っている固いパン。美味しい。チーズって固めのパンと非常に相性がいい気がする。

クリームパン

素朴でおいしい。カスタードにはバニラビーンズが入っていないので懐かしい味。パンがちょっとだけ固めで大きさの割に食べ応えがあるのもよい。

セブンイレブン

デニッシュブレッド

甘くてバター感も強くて美味しい。焼いても焼かなくても美味しい。焼くと少しサクサク感が出て楽しい食感になる。

LIFE

チーズフォンデュ

パン生地が少し甘い。中は空洞になっていて、チーズが側面と下についている。あたためて食べたけれど、冷めてるほうがもしかしたら美味しいかもしれない逆に。味が単調なのでもう少し小さくてもいいかな。

国産ふじりんごパイ

アップルパイはどうやったって美味しい。甘すぎないでいくらでも食べれる味。何回も食べているが飽きがこない。とりたてて優秀なアップルパイではないと思うのだけれど、やはりアップルパイだというだけで強い。

【2024.01.21】万年筆の処遇

唐突だけれど先日無印良品の万年筆を買った。というのも、その日の日中に蔵前のカキモリの万年筆のコーナーで欲しいなと思った「半年乾かない」という万年筆の軸の色が気に入らず3、40分ウダウダ悩んでムンムンとして帰ったという出来事があり、なんか万年筆欲しいモードになってしまっていたのだ。手紙書くし。使ってる人ってみんな万年筆好きだし。
インクはカキモリのざぶんを買った。普段ローラーボールで使っているインクは同じくカキモリのとっぷりなので、違う色にして差別化したかったのである。

しかしなんとあんまり好みじゃない。なんか紙に引っかかる感じがする。カキモリでいろいろ試し書きした中ではぬるぬるかけるペン先のものもあったからそのペンの持つ個性なんだろうけれど、なんかちょっと思ってたのと違ってた(常套句)。てか高い万年筆試筆なしで買わなくてよかったー。あぶねーあぶねー。

これまで使ってきた筆記用具では、カキモリローラーボールが圧倒的に好きだ。もともと透明軸のローラーボールを使っていたのだけれど、先月久々に買おうとしたら廃盤になっていて、仕方ないのでかっこいいしアルミ軸のローラーボールを買った。書き心地は最高。ぬるぬるかける。いくらでも文字を書いて入れる。
ただローラーボールの欠点は、顔料インクを使うと毎日書かないとペン先が乾いて使えなくなってしまうということ。日記をさぼるわけにはいかなくなった。まあじゃあよかったか。

キモリではこの夏に透明軸のローラーボールをリニューアルして発売するらしいので大変楽しみにしている。ゼロ秒思考用にしようかな。

それにしても万年筆どうしよう。やっぱりせっかく買ったし、好きになれるまで使ってみようかな。そうしよ。この前一通手紙を書いたけれど、そうやってたくさん使って愛着を育てよう。細かい字を書くにはローラーボールより万年筆が適しているし。適材適所。単純接触効果を狙おう。長い長い、手紙を書こう。

【週報】先週と今週読んだ本とちょっとした感想

先週更新していなかったので二週間分更新する。

 

窓際のトットちゃん(黒柳徹子

この小説は特別すぎる。子どもの頃買ってもらってボロボロになるまで読み、結婚してほとんどすべての本を処分した今でも手元に残している大切な小説。文庫版を買って久しぶりに読んだ。

ご存知の通り黒柳徹子の自伝的小説。一年生にして小学校を退学になったトットちゃんが新しく通い始めたトモエ学園でのびのび自然に生活し、少し成長もしていく話。
トモエ学園は一学年に10人程度しかおらず、教室として廃線となった電車の車両を利用している。他にも授業内容とか行事とかが独特で、いわゆる「ふつう」の小学校の枠ではカバーできていない子たちも受け入れている。

わたしは小学生時代(というか中高大も職場も今でもずっとか)、自分が周りにうまく馴染めていないことに自覚的であったため、トモエ学園にめぐりあえたトットちゃんが本当にうらやましかった。この小説で描かれているトットちゃんは自由でのびのびしていて、この学校に通ったらきっと自分もそういうふうに無理せず生きていけるんだろうし、トットちゃんと友だちになったら絶対楽しい。何度も何度もボロボロになるまで読み返して、空想の学校で楽しく遊んだ。

そんな子ども時代のことを思い出してセンチメンタルな気持ちになった。トットちゃんが楽しそうで本当に良かった。

君のクイズ(小川哲)

生放送でクイズのナンバーワンを決めるQ-1の決勝で対戦相手がいわゆる「ゼロ文字押し」をして正解して優勝する。負けてしまった主人公が、このやらせにも思える「ゼロ文字押し」の真相を探っていく物語。

クイズプレイヤーのものの考え方とか類推する方法とかがわかってそれも楽しめた。そんなところ見てるんだとか、そんなふうに勝負をかけてるんだとか。思ったよりずっと深くて、人生のすべてを利用してクイズという競技に臨んでいる。

面白かった。

そして、バトンは渡された(瀬尾まいこ

大変よかった。ハートウォーミングな家族ものだのだけれど、家族が変わりまくってきた末の家族ものだから、その葛藤や不安や克服が描かれていてよかった。基本的に悪い人が出てこないので心が弱っている時にも安心して読めるのもいい。

時間の経過が必要だから第一部と第二部が分かれてることには意味があるし分かるんだけど、なんか第二部が後日談のようになっていてもったいなかった。とはいえ言いたいことは第二部に書いてあって、そのことが言いたくて第一部があったんだよなとも思うので、そういう意味では第二部は必要だしメインなのだけれど、第一部もとてもよかったので、なんか薄まってしまった。

うれしい近況(岡野大嗣)

岡野大嗣の第4歌集。すばらしかった。前に木下達也と共著の「玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ」を読んだことがあるが、そのときはどちらが書いている短歌かわからないようにたしかなっていたので、「岡野大嗣」にどハマりすることにはならなかったのだが、このジャケ買いした「うれしい近況」はよすぎた。

誰だろう毛布をかけてくれたのは わからないからしあわせだった

トランクを よっ と浮かせてやり過ごす段差のあたりに旅の楽しさ

あなたとの電話をラジオと呼んでいた 私書箱に死があふれる夜は

音楽(岡野大嗣)

音楽

音楽

Amazon

「うれしい近況」がよすぎたので二日後に購入していた岡野大嗣の第三歌集。やはりよかった。
「うれしい近況」に比べると字余りや句またがりが多くて一瞬(自分は初心者なので)読みにくい歌もあったけれど、そんなことものともしない。

赤が好き ライブ終わりに来た道を雑にたどって待つ信号の

前が見えるていどに下を向いて歩くときどき前が明るくて見る

お湯になるまで流してしまう水 涙にもその段階がある

 

「うれしい近況」と「音楽」については暑苦しい記事を書いたので興味がある方はそちらも。

www.nagainagaiinu.com

冒険者たち(ユキノ進)

ユキノ進の第一歌集。今まで読んできたような短歌とタイプが異なる短歌が多くて新鮮で楽しかった。サラリーマンの短歌。
あー飲料メーカーの営業をやっていて単身赴任で新潟に行っていて子どもが小さいんだなーとか、短歌の主人公の設定がはっきりしていて、そういうの自分はあんまり読んだことなかったなあ。その分想像の範囲は狭まるんだけど、設定をちゃんと明らかにしているから作れる短歌もあるんだなあとか。

夜の底で空を見上げる俺の眼に星座の形で飛び込む光

雪だるまは連れていけないな 雲(クラウド)に乗せてふたりに送る

人が人を裁く疾しさ 意欲とか責任感まで評価するのか

以上

久々に歌集を読んで楽しかった。また読んでいこう。先週今週はあまり小説を読めなかったので、来週はもうちょっと読んでいけたらな。

 

岡野大嗣にハマったのだという話をする回

実はわたしは短歌を作ることがある。下手の横好きの横好きの横好きくらいの下手くそなものなんだけれど、言葉を使って何かを表現していくことは大変楽しい。まあブログやってるくらいだから言葉が好きなんだ。

寡作で紹介できるものもあまりないが、たとえばこんな歌を過去に作った。

-思い出せミジンコっだった頃のこと理由もないのに生きていたかった

-Memento Mori(死を想え)って言われても死は想うほど遠くもないし

-明滅するぼくらの命は暗闇で他の命の目印となる

など。

それで短歌を作るのが好きなのだけれど、読むのも好きなのだ。人の作った短歌を浅読みして好きになって深読みしてもっと好きになっていく。自分の作る短歌にもきっと深みを与えてくれるはずだ。はずなんだ。
だから先日丸善まで行って歌集のコーナーを見た。
岡野大嗣「うれしい近況」素敵な想定でジャケ買いである。

さっそく鑑賞する。

さびしい。この人どんな孤独を抱えてるんだろうと思う。さびしい短歌が本当にうまくて、胸の詰まるような短歌が並ぶ。かといって暗いわけではない。ただたださびしいのだ。

そして購入から二日後、わたしはまた丸善にいた。言わずもがな。岡野大嗣の歌集を買うためである。第三歌集「音楽」。はい、購入。

鑑賞。

やはりさびしい。音楽にまつわる短歌が多いのだけれど、やはりさびしい歌が多い。「うれしい近況」と比べると字余りと句またがりが多く最初少し読みにくい気にもなるんだけれど、読み進めていくとどんどんさびしくなる。でもそうでもなく明るい様子の歌もよい。とにかくよい。

 

見ていく。

第三歌集「音楽」

音楽

音楽

Amazon

 

君が書くものをわかりたくなりたい月をなぞってなぞっては泣く

「わかりたい」んじゃなくて「わかりたくなりたい」なのだ。「わかりたい」とは思えていない。けれど「わかりたくなりたい」ということはそれなりの関係性にあるもしくはそれを望んでいるのであって、それなのにわかりたいと思えていないということがたまらなくさびしい。よくあることできっと、だからさびしい。

前が見える程度に下を向いて歩くときどき前が明るくて見る

ああわかりみが深すぎる。わたしも基本下を向いて歩いているのだけれど、それは前が見える程度に下を向くという表現がぴったりだ。そうして夜道などを歩いていると、前が明るくて見るということがときどき起こる。ただそれだけのことなんだけれど、このさびしさ。何もずーっと一人で下向いて歩いていたわけではないのだ。友だちや恋人と楽しく話して別れたあとであったり、それこそこの歌集ならライブで音楽を楽しんだ帰りであったり、そうした時間のあとに一人になって、一人だから下を向いて歩く。そのさびしさ。すごい。それでもときどき前が明るくて見る。まだ光を感じれるのだ。なのでやはりまたさびしい。

お湯になるまで流してしまう水 涙にもその段階がある

はあこういう切り取り方よくできる。ホントすごい。涙にも確かにその段階がある。お湯になるまでには少しいや結構時間がかかる。泣いてしまうようなとき、そうやって適切な温度になるまで泣き続けてしまう。そういう段階がある。この世界の解像度がすごい。さびしい。

赤が好き ライブ帰りに来た道を雑にたどって待つ信号の

さびしい歌の中にこんな歌もある。これはライブのワクワク感がまだ心に残っていて、赤信号で立ち止まるたびその余韻を楽しんでいる様子を描いているのだと思う。そういうのって少し分かる気がしていて、わくわくしたまましかしちょっとさびしいんだよね。で、そのさびしさも含めてライブの醍醐味であったりとか。さびしい。

第四歌集「うれしい近況」

 

 

誰だろう毛布をかけてくれたのは わからないからしあわせだった

これどういうシチュエーションなんだろう。毛布をかけてくれた人がわからない状況ってちょっとわからない。おかあさんかおとうさんかわからないとか、こいびとか配偶者か子どもかわからないとか、そういうことなんだろうか。それでも、この歌のやはりさびしさがたまらない。「誰か」特定の人からの優しさはつらい。こわい。だから相手を特定できない段階において、しあわせを感じてしまうのだ。さびしい。

待っていたバスが視界にきたときの「逃げなくちゃ」って感情のこと

バスを待っていたということは、どこかへ行くかどこかへ帰るかのどちらかだ。どちらにしろ、何かや誰かが待っている。だから逃げなくちゃと思う。どこにも辿り着きたくない、どこにも帰りつきたくない。何にも誰にも自分を許すことなんてできないのだ。さびしい。

人が嫌で人が好きだな降る雪に手を差し伸べてしまう感じに

なんちゅーストレートな歌を。でも少し前向きな歌。雪に手を差し伸べてしまうとき、人の心は少し明るくなる。「人が好きだな」を後ろにしているところもそのまんまポジティヴだ。さびしさの気配は少し薄まる。この歌がこの歌集にあることの意味は大きい。

あなたとの電話をラジオと呼んでいた 私書箱に死があふれる夜は

押し当てる頬(生きていて)オレンジのランプまばゆいまばゆい窓に

きみだけはずっとケータイって呼びそうなそれを思って泣きそうになる

あーもうすごい。解釈しない。各自で味わってくれ!

まとめ

この人の持つさびしさが少しは伝わっただろうか。さびしいことをさびしいということは簡単だ。さびしいことを、そうと言わず表現できることに、意味があるのだ。
というわけで、さびしんぼのわたしは岡野大嗣にどハマりしたのでしたという話をしたかっただけの回。

ではまた次回。ばいばい。

【2024.01.18】徒歩圏の圏(+今年の抱負をぶん投げたって話)

 

最近冬らしく寒い日が続いたけれど、今日は少し暖かい一日だった。日差しが届かない場所も寒くてたまらないということがなく、まさに散歩日和だ。というわけで長い散歩をした。

 

文房具。

 

機能美が好きなので文房具は好きな方だ。どちらかというと海外文具のようなシュッとしたものが好きで、そういうシュッとした文房具を売っている店に行く。蔵前のカキモリ。ちょいちょい行く。少し高くて滅多に物を買わないけれど、と言いつつ先月はローラーボールとインクを衝動買いしたばかりだ。今日は万年筆とインクを衝動買いしそうになったがこらえた。こらえたんだ、未練しかない。

kakimori.com

 

茶をしばく。

 

アキヨドへ移動。有隣堂に行こうとエスカレータをズインズイン上っていく。7階に着いたのに有隣堂が無くてビビる。UNIQLOがホントでかくてビビる。Googleマップを信じて有隣堂を目指したが、どうやら随分前に閉店したようだ。思い返せば随分前に同じ過ちをおかしたことをいま思い出した。学びがないのがもう中年の証左だ。
で、母ちゃんが還暦になるのでそのお祝いにApple Watchを買うってことで、弟と待ち合わせしてつつがなく購入。15分で終わる。目的のものがはっきりしている買い物はいつも段取りが肝要だ。というよりそれしかない。
それで15分でさよならっつーのもなんなので神田に移動して純喫茶で茶をしばく。ブレンドコーヒーが嘘みたいに美味い。なんだろう。ひっかかりが無くて飲みやすいけどすっきりしすぎてなくてちゃんと主張はあるって感じだ。また来てみたいけど、神田は行かないかなあ一人でそこまで。

 

トーキョー。

 

ヘルメットをかぶって自転車に乗る弟と別れて東京駅まで歩く。丸善丸善は危険だ。気をつけないと金が無尽蔵に飛ぶ。小説の類はKindleで買うようにしているが、歌集は断然物理がよい。そういうわけで昨日初めて読んでハマった岡野大嗣の第3歌集「音楽」を購入。歌集は高いが仕方ない。好きになってしまったのだ。こんなふうにさびしい短歌を自分もつくりたい。さびしいばかりが人生ではもちろんないけれど。
そんでお迎えするのを一冊で我慢したあとはGranstaに移動してBURDIGALAで夕食用にパンを購入。少し高い気もするがボリュームもちゃんとあるのでよし。なんなら美味しかったし尚よし。

 

徒歩圏。

 

そんなこんなで、自宅→蔵前→秋葉原→神田→東京、と東京まで長い散歩をした。東京はいろいろなところが徒歩圏にあるので楽しいいいな本当に。1時間ちょいくらいは徒歩圏と言い張れるのが東京人だ多分。いやそれは明治大正くらいまでなのかなあ。夏目漱石とか健脚だったっぽい。三四郎だって本郷から新井薬師まで歩いたりしていたし。

 

新年の抱負。

 

新年の抱負を思い出す。資格試験をいくつかうける計画を立てた。やめた。わたしは病気があって思うように勉強できないことがあるし治療の過程で記憶力も失われたので限界もある。ということでやめた。新年の抱負を新年半月でぶん投げるという暴挙に出るって言ってんだ。
そもそももっとふわっとさせておくのがいいのかもしれない。普通逆だけれど。

 

やりなおし。

 

ってことで、新年ってもう新しくもないや今年の抱負の言い捨てをやり直す。

  • ラジオ体操継続
  • 一日一万歩(月平均)
  • たくさん本を読む
  • ブログをコンスタントに更新する

ふっわふわ。もう少ししっとりさせた方がいいだろうか。いやでもこのくらいにしておけば挫折しないで一年を終えられそうだ。

 

無職。

 

勉強は好きだ。知らない知識を体系的に頭に入れていくのは楽しい。けれどプレッシャーにする必要は無い。どうせ無職なのだ。無職より強いものある、月とか太陽とか以外に?

トラベラーズノート現在の布陣!

YouTubeで人の手帳やノートの中身を見るのが好きだ。だから自分もこの一週間で一旦決めた運用を記録しておきたい。変わっていくかもしれないし。
この記事しか読んでいない方のために、リフィルのセット方法も記録しておく。

布陣

手書きイラストをはさんだジッパーファイル、マステでごまかした日記リフィル、ターコイズのネタ帳、デフォルトでついていた無地リフィルの4つを使っていく。

前提

ゴムは2本。

ジッパーケースを最初に装着する(ゴムは2本とも通す)

2冊目と3冊目のリフィルをセットする

2冊目と3冊目を連結バンドで止める。

2冊目を1本のゴムでとめる。

1冊目をゴムでとめる

できあがり

中身の様子

表紙

PLAZAで買ったスヌーピーの缶バッヂをチャームに採用した。どれが出るかわからないドキドキの缶バッヂだった。シークレットは当たらなかったー。

中の表紙

ジッパーファイルに好きなイラストを挟んだものが中の表紙になるので嬉しい。

日記リフィル

月間ページ

その月のイベントやToDoを書いたページに、手書きで自作したカレンダーを貼り付けて月間ページを作った。

日記はほぼ文章のみ

ネタ帳

ネタ帳には、ブログのネタにしたいことのメモ、短歌の推敲、読書メモなどなんでも帳となっている。

これは昨日短歌を作っていた軌跡。短歌の遂行に限らず、ネタ帳では書式とか余白とか気にせず使っている。

思い出帳

これは読み返したとき楽しくなるように作っていきたい。まだこの一枚しか作っていないけれど、今年もたくさんお出かけして、思い出をこのノートに記録していきたいと思う。今までこういうことしてなかったし、もちろんアルバムも持っていないし、っていうか写真もほとんどとらないので思い出が流れていってしまっていたのだが、なんかやっぱちょっとずつ残していければと思ってきた。これが老いだろうか。思い出に縋ろうとしているのだろうか……。

ジッパーケース(後ろ)

シールなどを入れている。あとちぎったメモとかも入っている。

ペン

PILOT Juice up

ゲルインキが好きなので、手帳にはPILOTのjuice upを引き連れている。書き心地もよく、滲まず、安価。アイディア出しで使うので安価なの大事。

キモリ ローラーボール

日記だけはペンに少しこだわりたくて、しかし万年筆を扱える気がしないため、万年筆のインクで書けるローラーボールを採用している。

Aluminium pen - ローラーボールkakimori.com

余談

マステでごまかしたリフィル

実は元々はウォーリーを探せでくるんで使っていたリフィル。

んだけど、なんか嫌になったので剥がしてやりましたよ。

なるほどそうきたか。ということで、マステでごまかす。

まあ余談でした。

以上

以上がわたしのトラベラーズノートの現在の布陣。これから手帳をぐんぐん育ててコラージュとかも上手くなりたいしやるぞーーーーー。

 

 

トラベラーズノートにリフィルをセットする3つの方法

トラベラーズノートが我が家に来てから一週間と二日。リフィルのセットについていろいろ試した結果を記録しておきたい。

クラフトファイルを使う

本体にもう1本ゴムを通して2本にする

4つの穴に通す形なので見た目は4本だが、実際使うゴムは2本。

クラフトファイルを2本のゴムそれぞれにセットしてそのポケットにリフィルの表紙を挟む

わたしはリフィルを3冊使うので、一つ目のクラフトファイルに1冊目を、二つ目のクラフトファイルに2冊目と3冊目を挟むことにする。

リフィルがぐにゃぐにゃになる!のを解決する(物理)

一つのクラフトファイルに2冊の純正リフィルをそのままセットすると、閉じた時にクラフトファイルの高さが足りず、一方がぐにゃぐにゃになって押し出されてしまう。

これでは使用に耐えない。
そこで、片方のリフィル(奥のリフィル)の裏表紙を短くしてやる。

これをクラフトファイルにセットし直す。

閉じてみる

ちゃんと収まった。

閉じたら少しはみ出るが、ほとんど誤差みたいなもので許容範囲だと思われる。

これでセットは終了。わかりやすい!簡単!

良い点

とにかく楽

セッティングがめちゃくちゃ楽。何も考える必要がない。また、リフィルを外して持ち歩くようなときも、ひょいっと抜き取るたけなので手間がまったくない。

収納力アップ!

クラフトファイルポケットも利用可能。収納力アップ!

残念ポイント

表紙に細工がいるのがめんどくさい

先述の通り、表紙に細工をしないときちんと収められないのが、面倒なのと、表紙を切ることに抵抗がある人もたくさんいると思われる。

表紙が少しよれる

表紙をぶったぎっていい具合に収まったようではあるが、やはり根本的にクラフトファイルの高さが足りていないので、少し押し出される力が働き、リフィルの表紙がよれてしまう。

気にしなければいいっちゃいいんだけど、ちょっと残念。

4冊は無謀

4冊目をセットしようとすると、表紙をぶったぎったとしても周りの3冊によって押し出されてしまい、とても使える状態ではなかった(写真なくてすみません)。

クラフトファイルがテンション下がる(致命的)

この運用をすると、表紙を開けたときに必ずクラフトファイルが目に入る。

これが結構テンションが上がらない。何かデコることも考えたのだが、センスが皆無なのでうまくいく未来が見えない。という点が個人的残念ポイント。

連結バンドを使う Part.1

公式の教えに則って連結バンドを使ってリフィルを挟んでいく。

1冊目と3冊目のリフィルを連結バンドでとめてカバーに置く

デーン。

1冊目と3冊目の間からゴムを引っ張り出し、2冊目をそのゴムで止める

デーン。

閉じてみると

閉じてみると、真ん中の2冊目のリフィルが結構押し出されてしまう。


まあ許容範囲かなとは思うけれども、気になる人は気になる程度にははみ出ている。
うーむ。

良い点

リフィルの表紙がよれないですむ

これはそう。

公式のいうことを聞いているのでなんかいい

これもそう。

悪い点

リフィルの表紙が痛む

連結バンドで止めているリフィルには、通常のゴムに通しているときの縦の力の他に横の力がかかってしまい、リフィルが引っ張られ合うので表紙が痛んでしまうはず。

真ん中のリフィルが押し出される

これも気になる人は気になる。

わかりにくい

覚えれば一瞬だが、セッティング方法が少しわかりにくい。忘れがち。

取り外しにくい

一冊だけ持ち歩きたいような時に、全体に影響が出るのがちょっと嫌かもしれない。

収納がない

ジッパーケースを使えば解決する。

連結バンドを使う Part.2

公式の教えを無視した連結バンドとゴムの使い方をしていく。

本体にもう1本ゴムを通して2本にする(またしても)

4つの穴に通す形なので見た目は4本だが、実際使うゴムは2本。またしても。

2冊目と3冊目のリフィルを連結バンドで止める

1冊目のリフィルと2・3冊目のくっついたリフィルをそれぞれゴムに通す

閉じてみると

押し出されていない!

ほぼはみ出ない!

4冊は可能か

クラフトファイルでは無理だったが、連結バンド方式の場合はどうだろう。
1冊目にももう一冊連結バンドで止めて同じように挟んでみるとどうなるか試した。

いけなくはなさそう。

良い点

押し出されるリフィルがない

これは使い勝手にはかなりでかいのではないか。

だからはみ出ない

これも使い勝手にはかなりでかいのではないか。

わかりやすい

セッティングが楽になる。

取り外しがラク

2本のゴムを使っているので、1冊目はゴムから外すだけで持ち出すことができる。3冊目は2冊目と連結バンドでくっついているだけなので連結バンドを外すだけで持ち出すことができる。2冊目を持ち出す時だけ3冊目まで外す必要があるが、あまり単体で使わないリフィルを2冊目にセットしておけば問題ない。

悪い点

リフィルが連結バンドで傷つく

これはPart1と同じ課題。まあこの方法をとるなら仕方ない。

収納がない

これはPart1と同じ課題。ジッパーケースをつければ解決する。

個人的には連結バンドPart.2が推し

欠点があまりないところがよい。しばらくこれで運用していこうと思う。

以上。

これが一週間と二日試行錯誤してきた結果報告である。終わり。