MENU

小説

【読書感想】喫茶おじさん / 原田ひ香

喫茶おじさん (小学館文庫) 作者:原田ひ香 小学館 Amazon バツイチ無職おじさん松尾純一郎。娘からも前妻からも現妻からも同期からも元バイトくんからも喫茶教室の同期からも「あなたは何も分かってない」と言われるようなバツイチ無職おじさん。 会社ではう…

【今更】2025年の読書を振り返る

はじめに 1冊目に読んだ本 「武士道シックスティーン / 誉田哲也」 52冊目に読んだ本 「NORWEGIAN WOOD / HARUKI MURAKAMI」 読書について考えさせられた 「本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む~走れメロス・一房の葡萄・杜子春・本棚 / かまど・み…

HARD-BOILD WONDERLAND AND THE OF THE WORLD / HARUKI MURAKAMI(世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド / 村上春樹)

Hard-Boiled Wonderland and the End of the World 作者:Murakami, Haruki Vintage Classics Amazon 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上)(新潮文庫) 作者:村上春樹 新潮社 Amazon 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)(新潮文…

HEAR THE WIND SING / HARUKI MURAKAMI(風の歌を聴け/ 村上春樹)

HEAR THE WIND SING(A) 作者:MURAKAMI, HARUKI Vintage Amazon 「風の歌を聴け」の英語版が読みたくて読んだ。スラングが多くてCollinsがほとんど意味をなさなかったが、内容を覚えてるのと大体のスラングは周りの文章で類推できるので、辞書を引くのを放棄…

NORWEGIAN WOOD / HARUKI MURAKAMI(ノルウェイの森 / 村上春樹)

NORWEGIAN WOOD:NEW COVER(A) [ HARUKI MURAKAMI ]価格: 2662 円楽天で詳細を見る ノルウェイの森 (講談社文庫) 作者:村上春樹 講談社 Amazon 英語と日本語の両方を読んだ。なぜなら入院中に弟が両方差し入れしてきたから。 やはり村上春樹の「僕」人称や、…

【読書簡素王】アリスマ王の愛した魔物 / 小川一水

「ろーどそうるず」「ゴールデンブレッド」「アリスマ王の愛した魔物」「星のみなとのオペレーター」「リグ・ライト」の5作からなる短編集。 全部がすっっっげーーーーーーーーー面白くて、あえてこの言葉を使うと、エモかった。 <感想> 「ろーどそうるず…

【読書感想】儚い羊たちの祝宴 / 米澤穂信

「身内に不幸がありまして」「北の館の罪人」「山荘秘聞」「玉野五十鈴の誉」「儚い羊たちの晩餐」からなる短編集。 すべての話に「バベルの会」と呼ばれる組織が出てきて、最後にそれがなんの組織だったのか明らかになる。 びっくりするような恐ろしい展開…

【読書感想】ときときチャンネル宇宙飲んでみた / 宮澤伊織

マッドサイエンティストの同居人との生活費を稼ぐため、<<ときときチャンネル>>を始めた十時さくら。同居人の多田羅未貴の発見や発明品などを使って配信をしていく #1 [宇宙飲んでみた] #2[時間飼ってみた] #3 [家の外なくしてみた] #4[近所の異世界を散…

【読書感想】星くずの殺人 / 桃野雑派

日本初の3000万円で行ける宇宙旅行。応募の中から五人+無料招待の一人、計六人の乗客が乗り込んだ宇宙船が地球を発った。宇宙ホテルにドッキングしてほどなく、機長の伊藤が死んでいるのが発見された。しかも無重力の中で首吊り自殺をしていた。 地球へ帰還…

【読書感想】一次元の挿し木 / 松下龍之介

ヒマラヤ山中に様々な年代、地域の人間の人骨が埋まっている湖がある。その中から200年前の古代骨を大学院生の悠が教授に頼まれてDNA解析したところ、4年前に死んだとされている紫陽のDNAと一致した。またこの同時期に、この地域の人骨の調査を行っている研…

【読書感想】三体 / 劉 慈欣

1だけです。 文革→現代で産地というゲームが現れ、そこで貢献したものなどが会議に招集される。三体問題の解決が、三体という壮大なゲームの目的だった…… めーっちゃくちゃおもしろかった。話が予想だにしない方に飛んでいく。陽子をコンピュータ化するとか…

【読書感想】探偵が早すぎる / 井上真偽

探偵が早すぎる (上) (講談社タイガ) 作者:井上真偽 講談社 Amazon 探偵が早すぎる (下) (講談社タイガ) 作者:井上真偽 講談社 Amazon 父を亡くした高校生の一華は、その遺産をめぐって刺客に襲われ骨折をする。家政婦の橋田がそばについていてくれてい…

【読書感想】人生オークション / 原田ひ香

人生オークション (講談社文庫) 作者:原田ひ香 講談社 Amazon 「人生オークション」と「あめよび」の2作からなる短編?中編?。 表題作である「人生オークション」ではとある事件を起こし離婚して引っ越した叔母さんの家の片付けを主人公が手伝うことになる…

【読書感想】天久翼の読心カルテⅡ 淡雪の記憶 / 知念実希人

天久翼の読心カルテ2 淡雪の記憶 (実業之日本社文庫) 作者:知念 実希人 実業之日本社 Amazon 神酒クリニックには、他の病院やクリニックでは居場所がなかったような名医が集まっている。その一人が天久翼で、翼は人(や動物)の表情筋や瞳孔の動き、細かな身…

【読書感想】もうちょっと読んでいたかった「ババヤガの夜 / 王谷晶」

ババヤガの夜 (河出文庫) 作者:王谷晶 河出書房新社 Amazon ある夜新道依子はヤクザにさらわれる。繁華街で酔っ払いを相手に大立ち回りをしているところを見られ、その腕を買われて暴力的にヤクザである内樹の邸宅へ連れてこられる。その過程でもヤクザを相…

【読書感想・再読】舟を編む / 三浦しをん

舟を編む (光文社文庫) 作者:三浦 しをん 光文社 Amazon 大手総合出版社である玄武書房の辞書編集部では、監修の松本先生を筆頭に、全く新たな新時代の辞書の立ち上げをしようとしているところであった。しかし肝となる社員荒木の定年に、松本は肩を落として…

【読書感想】ほうかごがかり4 / 甲田学人

ほうかごがかり4 あかね小学校 (電撃文庫) 作者:甲田 学人 KADOKAWA Amazon 1から3までと違った小学校、開校5年のあかね小学校のほうかごがかりの話。 ほうかごがかりに選出された子どもたちは、学校に出てくるバケモノ(無名不思議)を記録することによ…

【読書感想】武士道ジェネレーション / 誉田哲也

武士道ジェネレーション (文春文庫) 作者:誉田 哲也 文藝春秋 Amazon 誉田哲也の「武士道」シリーズ最終作?(でも続編読みたい) ↓ここまでのシリーズの感想文は↓ 【Week2】今週の読書(「武士道シックスティーン」/ 誉田哲也、「われはロボット」/ アイザ…

【読書感想】ボトルネック / 米澤穂信

ボトルネック(新潮文庫) 作者:米澤 穂信 新潮社 Amazon 大切な人諏訪ノゾミを亡くした主人公嵯峨野リョウは、その恋した人を弔うために死んだ場所である東尋坊にとむらいにくる。自殺だと言う人たちもいたが、ノゾミの事故の原因は、東尋坊にふきつける強…

【読書感想】天久翼の読心カルテ 神酒クリニックで乾杯を / 知念実希人

天久翼の読心カルテ 神酒クリニックで乾杯を (実業之日本社文庫) 作者:知念 実希人 実業之日本社 Amazon すでにアニメ化されドラマ化も決定されている「天久鷹央の推理カルテ」シリーズ天久鷹央の兄、翼(精神科医)が務める神酒クリニックに、あるとき外科…

【読書感想】嘘と聖典 / 小川哲

嘘と正典 (ハヤカワ文庫JA) 作者:小川 哲 早川書房 Amazon 「魔術師」「ひとすじの光」「時の扉」「ムジカ・ムンダーナ」「最後の不良」「嘘と正典」の6作からなる短編集。 「魔術師」では、主人公の父であるある魔術師がそのマジックショーの中である魔術を…

【読書感想】武士道セブンティーン / 誉田哲也

武士道セブンティーン (文春文庫) 作者:誉田 哲也 文藝春秋 Amazon 同作者「武士道シックスティーン」の続編。 武士道シックスティーンの感想文↓ nagainagaiinu.hatenablog.jp 武士道シックスティーンで心を通わせ互いに認め合い高め合えるようになった香織…

【読書感想】蜜蜂と遠雷 / 恩田陸

蜜蜂と遠雷(上) (幻冬舎文庫) 作者:恩田陸 幻冬舎 Amazon 芳ヶ江国際ピアノコンクールを舞台にした人間ドラマ。振動と言われオーケストラとも共演をしていたが母の死をきっかけに表舞台から姿を消していた亜夜、子供の頃亜夜につれられ慣れない日本での生…

【読書感想】栞と嘘の季節 / 米澤穂信

栞と嘘の季節 〈図書委員〉シリーズ (集英社文庫) 作者:米澤穂信 集英社 Amazon 「本と鍵の季節」に続く図書委員シリーズの第二作。前作が連作短編だったのに対し本作は4つの章からなる長編小説。 あるとき、主人公である堀川は返却された本の中にある栞が挟…

【読書感想】夜明けのすべて / 瀬尾まいこ

夜明けのすべて 作者:瀬尾まいこ 水鈴社 Amazon 二人の視点が交互に記される形の小説。一人は、生理前にイライラが抑えきれず日常生活、会社での仕事、人間関係にすら影響を及ぼしてしまうほど重たいPMSの症状に苦しむ藤沢美紗、もう一人はバリバリに友達も…

【読書感想】ノウイットオール あなただけが知っている / 森バジル

ノウイットオール あなただけが知っている (文春文庫) 作者:森 バジル 文藝春秋 Amazon 全5話。それぞれ、推理小説、青春小説、科学小説、幻想小説、恋愛小説だ。プラスエピローグ。 推理小説「探偵青影の現金出納帳」ではブラックジャックリスペクトの女探…

【読書感想】幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする / 柞刈湯葉

幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする(新潮文庫nex) 作者:柞刈湯葉 新潮社 Amazon 大学の理系学部に進学した谷原豊は、そうそうに曽祖母の訃報を聞く。その第一声は「あーそう」。地元の名家であるところの谷原家の人間が死んだということで、…

【読書感想】本と鍵の季節 / 米澤穂信

本と鍵の季節 〈図書委員〉シリーズ (集英社文庫) 作者:米澤穂信 集英社 Amazon 主人公の堀川はとくに強い思いもなく図書委員になった。三年生がいる間は図書室は図書委員の遊び場となっており、それに伴い利用する生徒も少なくなっていた。三年生が引退した…

【読書感想】そして旅にいる / 加藤千恵

そして旅にいる (幻冬舎文庫) 作者:加藤千恵 幻冬舎 Amazon 「約束の途中(ハワイ)」「冬の動物公園で(千葉)」「見えないものを受け取って(香港)」「冬には冬の(北海道)」「神様に会いに行く(大阪)」「パノラマパーク パノラマガール(静岡)」「さ…

【読書感想】夜に星を放つ / 窪美澄

夜に星を放つ (文春文庫) 作者:窪 美澄 文藝春秋 Amazon 「真夜中のアボカド」「銀紙色のアンタレス」「真珠星のスピカ」「湿りの海」「星の随に」の5作からなる短編集。 「真夜中のアボカド」では、マッチングアプリで知り合った恋人を持つ女性が主人公。順…