おでかけ
雨の中、わたしたちは新宿へ向かった。17時にiPhone17の受け取りがあったからである。なぜかどうしてもいますぐにiPhone17が欲しくなってしまったわたしは買った。そう、買ったのだ。そしてその受け取りで新宿に行く必要があった、ということである。 どうせ…
疲れていた。起きたが起きられない。仕方なくチョコラBBでカフェインを過剰に摂取し、元気を前借りすることとした。前借りした元気で子猫を風呂に入れた。子猫は綺麗になり、わたしはまた疲れた。 しかし休日にどこにもいかないと夫の機嫌が100億倍悪くなる…
東京農業大学という大学がある。その名前から国立大学のように見えるが、私立の大学だ。学祖は榎本武揚である。 榎本武揚は歴史上の人物であるので知っている人が大半と思う。江戸時代にオランダに留学し、帰国してからは幕府の海軍副総裁となった。その後戊…
いい天気だ。晴れているけれどカンカン照りではない。秋らしいいわし雲を背に駅まで歩くが長袖のシャツを着ていても冷たい風がときどき吹くからかほとんど汗をかかない。紫外線を浴びないために日傘は差しているが、紫外線が平気な人ならもう日傘は要らない…
急に秋が来た。朝は20℃を下回る気温で、日中も日陰などは羽織ものがあったほうがよいくらい涼しい風がずっと吹いていた。長袖を着る季節に日傘を差すのも妙かなと思ったのだけれど、割とそういう人もいたので街で浮くことはなかった。 今日は横浜まで行った…
prtimes.jp この前後数日に比べれば暑いが、真夏のピークのような暑さは遠ざかり、いい外出日和の日だと言えよう、曇っているし今日は。 夫がふるさと納税でメガネ屋で使えるクーポンをもらったので、ひとつ、老眼鏡でも(今はリーディンググラスって言うの…
ということで、新美術館へ行ってきた。 国立新美術館「ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧」 - ゆく河の流れは絶えずして、 もちろんもう一個の目玉企画も鑑賞してきた。「時代のプリズム:日本で生まれた美術表現1982-2010」だ。 www.nact.jp 現代美術と…
ようやく人間らしい生活ができる気温になってきた。もちろん、常時30℃を超える地域に住まう人をくさす意図はない。しかし日本の気候において、30℃以上が2ヶ月半以上続くというのは過去からすれば異常なことであるし、なによりシンプルに体験として深い。 と…
www.artizon.museum 目次 目次 序文 アボリジナル・アート オーストラリア現代美術 ということで、 序文 暑いの。暑いとどうなるか。駅から近くの美術館へ行きたいの。できれば駅直結がいいけどそこまでは望まない。けれど、日傘を差すのが一瞬で済むくらい…
ichigaya-letterpress.jp 目次 目次 序文 ラーメンをすすって 市谷の杜 本と活字館 ギャビー・ハザン デザインのアトリエ 活版印刷 と、いうことで、 序文 ラーメンをすすって イーストトーキョーの片隅、蛮族の地と誰が呼んだか上野徒歩15分圏内。そんな絶…
曇りの天気を好きになる日が来るなんて誰が予想したろう?真夏に照りつける太陽を恨む日があふれるなんて、誰が想像できただろう? ということで今日は曇り。自転車で10分ほどの距離を移動する分には、ほとんど汗も書かずに行ける。やったーくもりだー。朝外…
www.miraikan.jst.go.jp ある炎天下。お台場に見に行った、英国海軍の空母を。その名もプリンス・オブ・ウェールズ。これは、イギリスにおいて王位の法定推定相続人たる王子に与えられる称号だ。 空母にそんな名前を付けるなんて、結構攻めるな、イギリスは…
夏休み初日。太陽はカンカン照り。溜池山王から南北線に乗り換えても目黒まで行けず白金高輪で乗り換えなんていう運の悪さも発揮しつつ、目黒区美術館「○△□えほんのせかい+目黒区美術館トイコレクション 同時開催 クルト・ネフ生誕99年」へ足を伸ばした。 …
猛暑。酷暑。およそ人の外に出る気温ではない。自転車でしか移動できない。逆にいえば自転車ならギリ移動できる。ということで蛮族の地上野に構える東京国立博物館に企画展「江戸☆大奥」という展示を見てきた。 www.tnm.jp 大奥というのは将軍の母とか正室と…
東西線はいつも混んでいる。東から西へ人を運ぶための電車だ。ラッシュ時の東西線には乗るものではない。やむをえず乗らざるを得ない時にはどうぞ、両手をあげてお乗りください、自己防衛のために。 というわけだが休日の東西線はさほど混んでいない。日本橋…
梅雨に入ったんじゃないかくらい梅雨の匂いのする朝だ。街を西に向かって歩いていく。知ってるカフェがしまっていて、調べると近場ではあるけれどもうちょっとよい場所へ移転したそうだ。あのカフェ、マスターいつも店で寝てたけど命縮んでるよななんて思い…
表参道を歩きながらこう聞かれた。「この辺住みたい?」答えは断固NOである。芸能人ではないのだ。 しかしながら表参道は美術館や博物館があったりすることから、まれによく来る街ではある。土地勘はまったくないが空気感には少し慣れてきて、気負わなくなっ…
埼玉は遠くにありて思うもの……。そう思って生きてきたが(きてない)、埼玉に足を踏み入れる時がついにきた。といっても今年2回目だからだいぶ行っているんだけどまあとにかく。 ということで、久々の西武池袋線に乗って狭山市は稲荷山へ。航空自衛隊入間基…
黒の奇跡 曜変天目の秘密 好きな器がある。タイトルに書いておいて違う器について書くわけがないので率直にいうと、曜変天目である。 曜変天目は、世界に3つ完全な姿(欠損がない)のまま現存しており、その3つがすべて日本国内にある。一つは京都の大徳寺、…
蔵前はただの職人街だったはずが、いつの間にかおしゃれなカフェが林立し、したがっておしゃれな街へと相なった。腑に落ちぬがまあ良い。 そんな蔵前の隣町としての浅草橋はやはり職人街の延長だ。ものづくりのまち。そして、駅近くはおいしくてやすい店がた…
浅草に起居して3年。浅草はもういい。浅草はもういいよ。ということで、ゴールデンウィークの休みを利用して関西旅行に行ってきた。 今回はその記録をしていきたいと思う。 初日(奈良) 移動 東京駅から新幹線でまずは京都に向かう。新幹線に乗ったのが数万…
オディロン・ルドン 光の夢、影の輝き 新橋にあるパナソニック汐留美術館。好き。 突然の告白を行ったが、ここは場所がまずよい。新橋から歩いていくと、旧新橋停車場駅舎に行き当たる。鉄道マニアじゃなくても、新橋は特別な停車場だ。なぜか。日本初の鉄道…
市場といえば築地だったことなどもう誰もが忘れている。そう、市場といえばもはや豊洲、豊洲といえばしかしタワマン。あ、あれ。まあよい。 豊洲市場に行ってきた。 本当はマグロのせりを見たかったのだが、5時半からということで「え、始発?」となって一瞬…
結構な近所にずっと所属していたのに、「みんながこぞって行ってるから絶対いかない」と決めていた弥生美術館・竹久夢二美術館。再び近所(歩いて行ける距離)に舞い戻ってきたので、まあ顔を出してみるかってことで現在やっている展示を見に行った。 青池保…
根津神社といえばつつじ、つつじといえば根津神社。 しかしこの2年、行こう行こうと思いつつ行けていなかった。なんとなく今年はってことで徒歩でのんびりと向かう。 が、根津の駅のあたりからものすごい人だかりで、「こ、これは……」と暗雲の立ちこめを感じ…
時は令和、嵐の時代(凪)。 道を行くは黒塗りの車車車。次々と赤坂の御用邸に入っていく。わたし、庶民はその場所をきちんと理解しておらず、御用邸に入る門から入れるものと思い困って黒服のスナイパー扱えそうなおじさんに「すいません、一般の人どこから…
目白駅を降りて右手に進むと、すぐに綺麗な藤棚がある。 画角におじさんが入っているのはご愛嬌だ。行けば分かる。 いやそして、綺麗なのは花が咲いている季節だけだと思うが、花が咲くの早すぎんかまだ4月中旬だぞ?と思いつつ眺める。季節の花を美しく思い…
美術館には名建築を利用したものがたまにある。白金にある東京都庭園美術館や東京駅の近くにある三菱一号館美術館などがそれだ。 わたしはライトな建築好きなのでこうした美術館には足繁く……は大袈裟だけれど、展示替えごとに通うことにしている。 と言うこ…
1年半ぶりの立川遠征。かつて犬が元気だった時は、常宿にしていたホテルがあり(といって2回しか泊まってない。3回目は実現しなかった)、昭和記念公園のドッグランなどに行って遊んだものだが、もうその犬もいない。だから立川には用は無い。 と、思ってい…
皇居 三寒四温にしたってやり方ってもんがあったでしょ?と怒りたくなるほど真冬と初夏を繰り返す昨今。みなさまお元気ですか。お久しぶりでござる。 ところで皇居の乾通りが春と秋公開されるのをご存知だろうか。春は桜が、秋は紅葉が楽しめる。雨の土曜日…