おでかけ
先週くらいだろうか、しつこく居座っていた盛夏が終わりようやく晩夏がきた。そして今週、ようやく秋の入り口に差し掛かってきた。カラリとした空気、少し和らいだ日差し、涼しい日陰、風が街中を駆けめぐる。気分も軽くなり、フットワークがふわふわだ。ホ…
銀座。それはお金持ちの街。身なりの良い人が、上品に歩き、高貴な服を纏い、豪奢なディナーを食す。こんな普段蛮族の地をふらついているわれわれが銀座に行ってどうすると言うのだ(いやけっこういきますけどね)。金、金が足りない。しかしそんな人に朗報…
常々思ってきた。年寄りくさくはなりたくない。常々というか、最近特にそう思うのかもしれない。というのは、年寄りである自分がそう遠くなくなった気がするからだろう。40歳。あと20年後には60歳である。前期高齢者の仲間入りだ。20歳からの20年を思うと、…
酷暑をなんとか超えた気がする今日この頃、しかしながらまだ暑さが厳しい東京の街を、わたしたちはひたすら歩いていた。オフィス街の休日の静けさはしかし、なんだか人類が滅びた後の街を歩いているようで楽し……くないわ、暑すぎだわ。 ということで飯田橋駅…
「台風一過」という言葉を最初に聞いたとき「台風一家」と誤変換した人は結構いると思うし、そんな一家がいたら素敵じゃないかとも思う。しかし違うのだ。台風は一過。翌日にとんでもない日差しと暑さを発揮する。37℃である。 あまり遠くに出かけたくならな…
夏である(遅い)。夏といえば花火というのは1億2,500万人の総意に相違ない。わたしとしてもそこに異論は無いというか積極的に支持する。夏は花火をしたいし見たい。 2年半前にイーストトーキョーに転居してきた。ブログの読者さまなら知っていると思うがホ…
今年の夏休みは8月10日に始まった(無職)。そして今日8月16日。毎日出かけたのですでに体力の限界を迎えている。もう若くない(不惑)上に普段が買い物以外家から出ない生活を送っているので、激烈な運動量の急増に身体がついていかない。 いくつかの外出に…
六本木。それははるか遠く、意識の外にある場所。というのも普段上野にしかいない無職からしたら敷居が高い。上野のようにこきたない格好で行くわけにもいかない(行ったが)。とにかく遠い。物理的にもそんなに近くない(50分近くかかる)ため、普段まった…
蛮族の地台東区に起居して2年半。せっかく近所になった江戸東京博物館は延々と改修工事を行なっている。2025年の再開を目指しているらしいが、気の遠くなるほど、来年なんて誰にでもある保証もないほどなのだ。ということで両国には行く機会がこれまでなかっ…
夏休み(無職)。しかしどこか遠くへ行こうにも我が家には年老いた長い長い犬がいるので旅に出ることができない。困った時は上野。とにかく上野。よし、上野。 ということで、ほぼ自動思考で国立科学博物館へ赴いた。 国立科学博物館 特別展「昆虫MANIAC」(…
文豪クリームソーダ 文豪が好きだ。というと節操がないが、太宰治好きだな……とかは許される。え、ミーハー?え、自意識過剰?え、案外個性がない?ひどいわよ。太宰治はみんな好きでしょうよ。 世の中に文豪クリームソーダなるものがあることをXでヒョロヒョ…
真夏日という言葉ももう白々しい。しかも真夏のピークはこれからなんだろう?と天気予報士を問い詰めたところでなんの意味も無い。仕方ないのだ。と言いつつ来週は少し暑さが和らぐらしいという噂も耳にした。一度38℃を経験すると34℃も涼しい。同様に34℃に慣…
酷暑である。いやまだ猛暑なのだ。これほど暑く、死の危険があり、活動が制限される気温でいてなお、まだ上がある。まだ七月である。なんたること! そんな猛暑だが、久々に横浜へ足を伸ばした。2年半前に都内に転居してから横浜に来たのはおそらく初。まあ…
赤羽といえばUR、URといえば赤羽、とまでは言わないが、赤羽駅からかつて見えていたスターハウスは当時赤羽のシンボル的な存在だったという。 スターハウスとは3つの住戸をYの字に配置し、すべての部屋が三面採光になるように設計された団地の形態の一つだ。…
午後から雨が降る予報だった。しかし家でダラダラするような気分でもなかった。ということで自転車圏内で午前中だけふらふらしようと、スカイツリーへ夏のセールを見に行った。にもかかわらず特に何も欲しいものがない。 ってことで、また自転車で少し行って…
マンションの組合の集まりがあった。土曜日のことだ。人が集合して住っているので、いろいろと集まって話し合わなければならないことがあるのだ。とかく人の世というのは生きにくい。 そんなわけで午前中から出掛けられなかったため、あまり遠くに出掛けても…
ついに関東も梅雨入りしたらしい。しかしやることは変わらない。行くのだ、見たいものをこの目で見るために! 六本木ヒルズへ。 というわけで六本木ヒルズ。今更感のある写真をアップしているがわたしは六本木ヒルズ来訪が二度目か三度目なので個人的には今…
どうぶつ分を人はときに欲する。なぜかは分からない。しかしそれは古来からある欲求だろう。人は縄文時代から、犬を飼っていたのだ。犬に限らず、人はどうぶつと共に生きてきた。農業、畜産といった実用的側面だけでなく、見せ物であったり、愛玩したり、あ…
唐突に話を始める。先月角川武蔵野ミュージアムへ遠征し、ダリの展示を観てきた。あの展示を鑑賞した人の多くがみんな「いやそうじゃない」と感じたことだと思う。「学芸員もっと頑張ってくれ」と何度も思った。そう、美術館、博物館の展示には学芸員の方の…
天気が良く気温も高すぎず爽やかに風が吹き抜ける絶好の散歩日和だ。東京の名建築でも味わおうということで、東京建築祭を覗きに行った。 tokyo.kenchikusai.jp 東京建築祭は、2024年5月25日、26日に行われるイベントで、日本橋・京橋エリア、丸の内・有楽町…
曇天。テクテクたくさん歩いて開場10分前に流通センターに到着、雨。15分ほど並んで開場入りすると、混んではいるものの動けないほどの混雑だった前回前々回に比べればかわいいものだ。おそらくは有料化のおかげだろう。当たり前だけど人混みはとても疲れる…
蛮族の地と記憶と 突然ですが問題です。「蛮族の地」とはどこでしょう?正解発表は各方面の怒りゲージを考慮して保留としたいが、わたしはとにかく蛮族の地に住んでいる。 蛮族の地では祭りに事欠かない。各神社の例大祭、足を伸ばして三社祭、七夕祭り、エ…
ゴールデンウィーク終盤の5月5日。目黒にある東京都庭園美術館に行ってきた。ここは旧朝香宮邸を利用した美術館なのだけれど、今回、展示室としてではなく素のままの朝香宮邸そのものを展示する企画「開館40周年記念 旧朝香宮邸を読み解く A to Z」が行われ…
日記。よく晴れて気温も上がった心地よい一日。めずらしく自転車に乗って蛮族の地へ行ってきた。自転車だとピューンで楽だ。歩くよりも集中力を使うからプチマインドフルネスって感じにもなる。気がする。
長い犬を飼っている。一昨日、2023年12月25日に17歳になった。Mダックスフントの寿命は大体12〜14年と言われているので、人間で言うともう100歳とか、そんな具合だ。ご老体なのだ。なので、人間だけで自由に旅行に行くということができない。預かってくれる…
文学フリマ東京37に行ってきた 気候がようやく暦とマッチするようになった。少し寒いけれど、やっと進んだ季節に予定調和の安心感もある。浜松町からモノレールで東京流通センターへ向かう。尋常じゃない数の人たちが一つの場所を目指して列をなす。流れに沿…