遠心分離機

文体の練習

統合失調症になった話(*理解のある彼君はいません)(ズミクニ)

 

面白かった。元々病気について知識があったのですぐに医療に繋がれた(大移動した上に盛大に錯乱していたようだけれど)のが強いと思った。病識があるからその後の治療もうまく入っただろうし。

よくある闘病者のように理解のある彼君(とか配偶者とか)がおらず、医療の力と推しの力と福祉の力で淡々と(苦しみは沢山あったことと思うが)社会復帰していく様は、病気になった時の一つの指針というか重要なモデルケースになるのではないかなと思った、統合失調症に限らず。

ただわたし推しってないんだよなーて思った。これは漫画への感想というか自分のこととして。
ゲームキャラでいうとペルソナ3の主人公とか龍が如くのハン・ジュンギとか好きだけど別にグッズ買ったり二次創作楽しんだりっていうのがあるわけでもないし。ああ、唯一というか唯二か、小説家の舞城王太郎と斜線堂有紀は好きで、舞城王太郎は全作品読んだし何度も読んでる小説たくさんあるけど、でもリアルタイムでは別に追ってないしなあ。とかとか。
なんかこれがあれば生きていける!生きていきたい!!ってものがあるのは強いよなあと思う。

福祉の力については、本当にみんなバンバン使うべきだと思う。手帳とか年金とか申請すると「障害者になってしまった」というショックを自分も周りも受けたりするけれど、使える資源は使った方が予後が良い。