長い犬を飼っている。一昨日、2023年12月25日に17歳になった。Mダックスフントの寿命は大体12〜14年と言われているので、人間で言うともう100歳とか、そんな具合だ。
ご老体なのだ。
なので、人間だけで自由に旅行に行くということができない。預かってくれるペットホテルはもう無いし、よしんばあったとして、いつ死ぬか分からない老犬を置いていくわけには行かない。
そういう理由もあって、今年は夏の旅行に行かなかった。そういうこともあって、冬の旅行は奮発だ。犬の泊まれるホテルを2つハシゴした。新宿と立川。
新宿のホテルは我らにしてはラグジュアリーにも程があった。眼下には首都高を臨み、空の向こうでは夕焼けが少しずつ暗くなり、東京の街が夜になっていく。ドッグフレンドリーを標榜しており、なんと犬を連れてレストランでクリスマスのフルコースを食べることができる。大満足の一泊となった。はあ。最高だった。ベッドでは牛沢のゲーム実況見てただけだけど。
二泊目は立川に移動。WAI WAI LIVEとやらがあるらしく、立川なのにきらきら女子でいっぱいだった。泊まったホテルはやはりドッグフレンドリーのホテルで、室内も犬連れ仕様になっている。目の前には昭和記念公園があり、ドッグランに連れていくことができる。前回の冬休みの旅行ぶりの再訪。
長犬はドッグランで柴犬に食われかけたが、それ以外は小型犬と匂いを嗅いだり嗅がれたり、他の飼い主さんのところへ寄って行ったり、一人で走ってみたり、お年寄りとしてはドッグランをかなり満喫したようだった。
長犬をめいっぱい楽しませたあとは人間が楽しむ。ルーフトップのインフィニティプールへ。向きが西側なので、夕日が沈んでいくのをずっと眺めていた。美しく燃える空が少しずつ、本当に少しずつ夜の色に置き換わっていく。空気がしんとして澄み渡り、そうした景色の中にいると空が（大気が）丸いのがよくわかる。地球って本当に球体なんだな。もっとずっと眺めていたかった。
夕飯はホテルではなく地元のお蕎麦屋さんへ。炙り鴨が最高すぎた。なんだなんだこの旅行は。ご飯がすごい。
そしてホテルに戻ってまた牛沢のゲーム実況をずっと見ていた。
そして三日目は帰宅日。朝ごはんにすこぶる美味しいガレットをいただき、旅行終了。はー疲れたし食べすぎてお腹痛いし胃はしくしく言ってるけれど、何から何まで最高の旅行だった。
これで来年もがんば
ってくれ夫、ありがとう。
