遠心分離機

文体の練習

文学フリマ東京37に行ってきた

文学フリマ東京37に行ってきた

気候がようやく暦とマッチするようになった。少し寒いけれど、やっと進んだ季節に予定調和の安心感もある。
浜松町からモノレールで東京流通センターへ向かう。尋常じゃない数の人たちが一つの場所を目指して列をなす。流れに沿って進んでいく。いろんな期待で胸が躍る。今日は営業活動をしなくていいのだ。ただ欲しいものを買って、ただ目的もなく見本誌をみたりして。

ってわけで、参加してきました。文フリ東京37。入場無料!

文フリも大きくなったものよのう、とか思いながら入場。まずは文芸コーナーを、リストアップしてきたサークルリストを片手に周る。途中のブースも様々あって、うろちょろするだけで楽しい。でもまあ混雑もあるので、基本はウェブカタログで周りたいサークルの目星をつけながら参加するのがよいと思う。

戦利品

沢山買ったの雑に並べて、しっちゃかめっちゃかになった。並べてるとは言えんな。

主に設定が面白そうな小説や評論を購入したつもり。全部読めるのかは謎。

有名どころ

万城目学やピースの又吉が主催するサークルの冊子もゲット。

万城目学さんは普通にブースにいたので「応援してます」と言えてよかった。入院中に読もうと思って買って読んでない小説を読んでいこう。

ピースの又吉はわたしはあまり良い印象を持っていなかったので、作品を一つも読んだことが無い。が結構文芸界隈でもすごいと言われているので、食わず嫌いをどうにかしようと思い買ってみた。自由律俳句がよくわからんが、まあ感性が豊かな人なら感じいるものがあるんだろう。

日頃のお礼を言いたい

そして、はてなブログユーザーとしてはもちろん、はてなブログのブースにも立ち寄った。

こちらでもスタッフの方に、自分もはてなブログ使ってますとお礼を言った。方法はどうあれ、ポジティヴなフィードバックはする派なのだ。

友だちに会いに

また、友だちの参加しているサークル「破滅派」では、興味深い題材で出していたので手に入れた。ロスジェネの末裔として少しずつ読ませてもらおう。

まあブースに友だちいなかったので会えなかったがー。

全体として

混んでるは混んでるけれど、12:30から13:30くらいは動けないほどの混雑ではなく、ぶらぶら茶々を入れながらブースをまわることができた。が、帰りの電車を待っている間も、向かい側のホームには次々と人が電車から吐き出されていて、その後の混雑ぶりはわからない。

そして詩歌のブースはものすごい人だった。今は短歌がブームらしいけれど、きっと本当にそうなのだろう。

次回以降

来年からはビックサイトに会場を変え、有料になるらしい。蒲田の産業プラザで開催されていたことを思うと、隔世の感だ。いや、そのころ行ったことないけどさ。

それにしても、読みたいものをまた積み上げてしまった。しかし積読は財産なので気にしない、ぞっと。