遠心分離機

文体の練習

トラベラーズノートのカレンダーリフィルを自作して没にした回、その他変更点

トラベラーズノートが我が家にきてからまだ一週間しか経っていない。しかし濃い関係を築けている。毎日ノートを開いて日記を書いているし、短歌を作るときにも使うから使用頻度は高い。短歌そんだけ作ってどうすんだって話なんだけどどうすっかねっとか思うけどそれはまた別のお話で。

というわけで、またトラベラーズノートをいろいろいじったのでまとめておく。

 

まずはカレンダー以外の変更点を書いていく。

ネタ帳のリフィルを変更

ネタ帳はブログ書くとき開いたまま使いたいから180度開くカ.クリエを採用してよかった!とつい数日前に書いたばかりなのだが、これを純正リフィルに変更した。

理由は2つある。
第一に、押さえたときの全体の厚さを抑えたかった。

今回、現行の「日記」「ネタ帳」「思い出帳」の3つのリフィルに加えて「カレンダー」のリフィルを追加することにした。なので、手帳が今より厚くなるのが必至であり、手帳を閉じた時の全体の厚さをできるだけ抑える必要がある。なので、押さえれば薄く収まる純正のリフィルを使用することにした。(んだけど、カレンダーリフィルの採用は結局見送りました。てへ)。

次に、開くとき押さえなくても言うほど閉じなかった。これは初めに試せばよかった。開いたときに閉まろうとする力もそれほど強くないので、クリップを上に止めればまったく問題なく開いておくことができそう。よくよく考えたら、書いているときも、そもそも手で押さえて書いているので問題無し。なんか前情報に踊らされてしまった。
使用感に差がないなら純正を使いたいという気持ちがある。

というわけで、リフィルの交換を行なった。先日買ったターコイズブルーのクラフト紙。色が可愛くてよい。純正リフィルをネタ帳に使うなら、たくさんいろんな書類を仕入れてきたい。

黒で描くとなんか全体がぼやけるけど、じゃあ何色で書けばいいのか分からないのでこのまま黒で描く(力で押し切るタイプ)。

クラフトファイルの差し込み口を拡張

クラフトファイルには用紙に切れ込みがあって、そこに小さい紙類を差し込んで持ち歩くことができる。のだが、絶対に持ち歩きたい大切な手紙と家族の写真が入らないサイズだったので、差し込み口を単純に伸ばして入るようにした。大きいポケットの方に挟めばいい気もするが、逆にポケットが大きすぎてその中で手紙や写真が行方不明になってしまうのが嫌なのだ。

右がデフォルトで左が拡張した差し込み口。切り口が汚いがものもいれたら隠れるのでよし。

よし。

日記リフィルの表紙裏にポケットを設置

日記を書くときにおしゃれなラベルとかかわいいシールとかを貼りたいなと思い、入れておく場所を作った。

このクラフト用紙の封筒を封止めして切り取り、縦向きに使用した。

もっと綺麗に作れる方法をまだ考えていきたい。

カレンダーの作成とボツと設置

普段日記リフィルに日記を書いているのだけれど(当たり前だ)、日記を読むことでなく、一覧で思い出を振り返ることができないかしらと考え、カレンダーを設置することにした。なんとなくぼーっと眺めたい。

純税月間カレンダー

もちろんトラベラーズノートはノートでもあり手帳でもあるので、月間カレンダーのリフィルが公式で発売されている。
ここで問題となるのは、わたしがクラフトファイルにノートを差し込むという運用をしていることである。実はクラフトファイルに2冊差し込む場合、純正リフィルを二つ入れると片方が押し出されて歪む。

写真の手前が純正リフィルを2冊クラフトファイルに挟んだもの。ものすごい歪むし、ものすごいはみ出る。
これを解消するために前々回の記事では「裏表紙をぶったぎる」という方法をとって力で押し通した。これと同じことをシミュレートする。

この表紙がぶった斬ってあるリフィルを片方に使用して試してみる。

歪みは抑えられるが、前回と異なり全面のファイルに使用していることから、奥にもう一冊が干渉して、ぶった斬った方のリフィルが完全に押し出されてしまう。

ということで、純正リフィルでどうこうしようとするのは困難であることが分かり、諦めた(クラフトファイル利用のメリットデメリットは今度記事にします)。

カレンダーリフィルをどうするか

選択肢は二つで、押し出されない薄くてスリムなリフィルを自作するかパスポートサイズの月間カレンダーを使うかである。パスポートサイズの月間カレンダーリフィルは幅が8.9センチしかなく、はみ出すことなく使えそうなのだ。

とりあえず自作する

今すぐ欲しかったのでとりあえず手持ちの素材で自作することにした。幅は10センチ。表紙を水彩紙、中のカレンダーをクロッキー用紙で作成。表紙は水彩紙のままだと折り目が目立ったので、クロッキー用紙でラッピングした。

シールは自作ではない。

悪くない。

一番手前がカレンダーリフィル。カレンダーも含めどのリフィルもはみ出してないので成功。

斜め上から見てもはみ出てないので成成功。

自作リフィルをボツにする

3時間くらい錯誤してカレンダーリフィルを作成した(1冊作ってから改良して作り直したので実は2冊作った)が、半日悩んだ末の今朝ボツにすることに決めた。ついさっき。この記事を書き始めてから決めた。

理由は二つある。
第一に、完成度が低い。やはり市販のものと比べるとパリパリしすぎだし端の処理も適当だしめくりにくい。きちんと閉まらないので保管するとき不便そう。などなどあまり気に入る出来にはならなかったのだ。だからあまり使う気にならなさそうだと思った。思う。思っている。
第二に、日記の月間ページにカレンダーが設置されている方が理にかなっている気がする。カレンダーだけ別場所(別リフィル)にあるのがなんか不自然な気がした。

ペラでカレンダーを作って日記リフィルに設置する

というわけで、カレンダーを日記リフィルに貼っつけるために取り急ぎカレンダーを作った。まずは原紙。

クロッキー用紙に鉛筆で下書きし、横線だけマルチライナーで上から線引き。これで原紙は完成。とっておくやつ。

次に1月のカレンダーを作る。カレンダーは下の線を写しやすいというのと紙質が気に入っているというのと軽いのとで、またクロッキー用紙を使用した。

右端はリフィルに貼り付ける部分。修正テープはご愛嬌。

というわけで月間ページに貼り付けていく。

これで完成。カレンダーは線を引いて日付を書いていくだけなので、毎月の作業にはなるがたいした手間ではない。よしよし。

以上

これが週末にいじいじした結果。クラフトファイル使用の是非についてはまた記事を書きたいと思う。