【博物館】「結 MUSUBI」展(カルティエ展、7月28日まで)へ行ってきたけど表慶館の建物もすごくよかった

マンションの組合の集まりがあった。土曜日のことだ。人が集合して住っているので、いろいろと集まって話し合わなければならないことがあるのだ。とかく人の世というのは生きにくい。

そんなわけで午前中から出掛けられなかったため、あまり遠くに出掛けてもなということで蛮族の地へ行くことにした。徒歩である。近い
蛮族の地での今目を引く展示として、東京都立美術館の「デ・キリコ」展、東京国立博物館の「カルティエ」展が挙げられる。

まず、都美へ向かった。が、昼食を取ろうとしたレストランもカフェも人で溢れかえっていて、まずは腹ごしらえと思っていたわたしたちは出鼻を挫かれた。そこでトーハクである。トーハクのレストランならいつも満席にはなっていない。そうしよう。

ということで、昼ごはんを食べられる店に入れるという理由でトーハクへ入館したため、結果としてトーハクのカルティエ展(「結 MUSUBI」展)を見てみることになった。

東京国立博物館ウェブサイトより

カルティエキラキラすごい

いざカルティエ

腕時計。

首飾り。

わたしは語彙力を失くした。
あまりアクセサリーや時計に興味が無い方なので、「いうか絶対こういうのを手に入れたい」みたいな気持ちには全然ならないのだが、単純にキラキラで綺麗であらゆるものが神様からの賜り物みたいな荘厳な雰囲気を帯びている。ダイヤモンドは、砕けないし。

こんな桜も綺麗だった。
何もかもが綺麗。

日本人アーティストの作品

カルティエ財団は日本人アーティストを発掘し、その美術作品を世界に紹介する役割をになってきたそうだ。今回の展示でもさまざまな日本人アーティストの作品をみることができる。

北野武とか、

村上隆も。

他にもさまざまなアーティストの作品が展示されていて、これらを一度に見られるだけでも価値があると思った。

表慶館の建物がすごくよい

今回の展示は東京国立博物館の本館ではなく、正門を入って左手にある表慶館で行われている。トーハクはしょっちゅうくるのだが表慶館には初潜入だった。

照明もよいし、

階段が最高。そして、

2階から見下ろしても、

2階から見上げても、すべての造形が圧倒的な美しさと存在感を放っていた。
荘厳な建物に荘厳なカルティエ。組み合わせとしては抜群だろう。
カルティエ展を覗きにきて本当によかった。詳しくはない建物好きとしては、このくらい分かりやすく美麗だと興奮させられる。

カルティエ展の開催概要は以下。

東京国立博物館ウェブサイトより

日程:2024 年6月12日(水)から2024年7月28日(日)
会場:表慶館
開館時間:9時30分から17時00分(金・土は19時00分まで)
料金;当日券 一般1,500円、大学生1,200円

 

余談。

そういうことで無計画にトーハクに行ったのだが、さらにもう一つ気になる展示があり見てきた。「内藤礼展 生まれておいで 生きておいで」なのだが、写真を撮れなかったのが残念。
独特の世界観の展示で、さっぱり意味がわからなかったけれど、ちょっと好きかもと思いましたとさ。

 

www.tnm.jp