【週報 6/24-6/30】今週の読了本の一言感想とリンク

この週報書いたり書かなかったりなのだが、今週というか先週分からちゃんと書くのを習慣化したいと思う(決意)

今週(先週)はほぼ短歌に関わる本を読んでいたようだ。

 

シンジケート / 穂村弘

歌人穂村弘の第一歌集。1980年代を思い起こす、おしゃれで都会的でカッコイイ歌集。トレンディドラマを観るように読んだ。孤独っていうのは、全世代で共通なのかなとか思ったりした。

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【歌集感想】シンジケート / 穂村弘 - 世界は今日も簡単そうに回る

 

たやすみなさい / 岡野大嗣

大好きな岡野大嗣の第二歌集。持ち味の孤独感と、知らないのに誰もが知っているように感じる風景の描写力は圧巻。生きたいよ。

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【歌集感想】たやすみなさい / 岡野大嗣 - 世界は今日も簡単そうに回る

出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと / 花田菜々子

夫と別居することになった著者が、出会い系サイトで申し込みがあった人と軽くお茶しながら話したりしてその人を深掘りし、本をおすすめしまくった記録。
いろんな人がいる。わたしも著者に選書してもらいたいと思った。蟹ブックス行こうかしら。

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【読書感想】出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと / 花田菜々子 - 世界は今日も簡単そうに回る

美丘 / 石田衣良

一体何を読まされてるんだとずっと自問自答させられる小説だった。これは面白いのか……?恋愛小説に類されるのだと思うのだけれど、とりあえず主人公が美丘を大好きなことだけはわかった。

 

あの人と短歌 / 穂村弘

歌人穂村弘がいろいろな著名人と短歌について対談した本。まずこの対談が短歌ブーム前なのに、こんなにたくさんの人が短歌を読んだり作ったりしているという事実に驚いた。そして穂村弘のみならず対談相手のインプットの量にも驚いた。自分ももっと読まないと、と思う。

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【読書感想】あの人と短歌 / 穂村弘 - 世界は今日も簡単そうに回る

ラインマーカーズ / 穂村弘

穂村弘の自選歌集。やっぱり短歌巧いなあと純粋に思った、上から目線だが。こんなふうに言葉を使えたら楽しいだろうなと思う。でもこの人は、他のプロ歌人もそうだと思うが、インプットの量や知識の量が半端ないので、憧れるのなら自分ももっと読んで作らなければならないと思う。

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【歌集感想】ラインマーカーズ / 穂村弘 - 世界は今日も簡単そうに回る

たんぽるぽる / 雪舟えま

各界で人気の雪舟えまの歌集。柔い気持ちになる歌集だった。言葉が自由で柔らかくて、愛とかの可能性を感じるとともに、だけど最終的には孤独があるよなとも思ったり。温かい気持ちにも、シュッとした気持ちにもなる歌集だった。

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【歌集感想】たんぽるぽる / 雪舟えま - 世界は今日も簡単そうに回る

 

以上6冊が今週(先週)の読了本でした。短歌をよく読んだ1週間。自分で書き抜きした短歌をもう一度じっくりよく読む時間を持とうと思う。