遠心分離機

文体の練習

風の歌を聴かせてくれよ

自問と自答を繰り返す。「幸せかい?」「定義による」「楽しいかい?」「場合による」頭の中で「かい?」と「よる」の応酬が続く。「好きなのかい?」「部分による」
「さびしいかい?」「時間による」そして「かい?」と訊くべきことは無くなり、最後には「かい」も付けずにこんな質問だけが残される。

「しぬの?」「いつかは」

そのことが、今はひたすら救いで。

 

さて。それは実はどうでもよくて。本稿で書きたいことは、このブログひどくなかったですか昨日まで、ということなのだ。反省とささやかな謝罪である。

ひどかった。
あの唾棄すべき所謂鉤括弧付きの「いかがでしたかブログ」よりひどかった。いかがでしたかブログの方がはるかにマシだった。

なぜか。
それは、願わくば収益化できるブログにしたかったからだ。だから、記事もいちいち企画っぽくしたし(ヒロインが死ぬ小説を読んでみた、みたいなやつ)。
けど本当読書体験としてめちゃくちゃつまらなかった。好きでもないものを読む苦痛と、それを記事にしたためてるときの虚しさ。

だめだろそれじゃ。
何の意味も何の価値もない。
誰がそんな文章を読むんですか、って話で。

やっぱり「収益化したい」とじゃない。好きなものを読んで好きなだけ思いの丈をぶちまけたい。好きなことで遊んで好きなだけ心の動きをさけびたい。このブログはそんな風な場所にしたい。

ということです。すみませんでした。仕切り直します。
前投稿していた数件の読書感想に関しては、大幅に加筆修正してまた投稿できたら、と思っています。

 

そんじゃ。