隅田川花火、有料席(市民協賛席、蔵前親水テラス席)を利用してみたまとめ(2024年7月27日)

夏である(遅い)。夏といえば花火というのは1億2,500万人の総意に相違ない。わたしとしてもそこに異論は無いというか積極的に支持する。夏は花火をしたいし見たい。

2年半前にイーストトーキョーに転居してきた。ブログの読者さまなら知っていると思うがホームは上野である。なので、まあそのくらいの距離感で隅田川がある。すごい近いということではないが、昨年は地元の交差点から少しだけ花火を見ることができた。花火が終わった後に有料の市民協賛席があることを知り、来年(2024年)こそは有料席に課金しようと決めたのだった。

ということで今年のスケジュールを来年以降に有料席を検討したい方のために少しだけまとめておこうと思う。

市民協賛申し込み

申し込み方法

市民協賛の申し込みは例年5月に行われ、2通りの方法がある。
一つ目の方法は、webによる申し込み。web申し込みは応募サイトチケットペイで、2024年は5月12日12時から受付が開始された。先着順で、人気席は瞬殺。
二つ目の方法は、はがきによる申し込み。2024年は、4月30日から5月21日の間に受付をしており、応募者多数の場合は抽選となる。抽選なので速さは求められないが、webに比べれば面倒くさいので、webで取れなかった人がダメ元で使うくらいでよいと思う。

いろんな席がある

こんな席が用意されている。

  • リバーサイドスポーツセンター野球場(団体席) 22名  100.000円 1口まで
  • リバーサイドスポーツセンター野球場 5名 25,000円 1口まで
  • 台東区側蔵前親水テラス 1名 8,000円 4口まで
  • 墨田区隅田公園そよ風広場 1名 6,000円 4口まで
  • 墨田区側両国親水テラス 1名 6,000円 4口まで

各会場の場所はこちら。

https://www.sumidagawa-hanabi.com/venue/index.html より

ちょっと見にくいけれども、左上にリバーサイドスポーツセンター、右真ん中にそよ風公園広場、左下に蔵前親水テラス、さらに右下に両国親水テラスがある。
リバーサイドスポーツセンターは第一会場の真横、そよ風広場は第一会場の斜め下、蔵前親水テラスは第二会場の少し右下、両国親水テラスは第二会場からも少し遠い。という感じの距離感。

web申し込みどんな感じだったか

隅田公園そよ風広場が最もよい会場(とても近いようで適度に離れている)らしく、ほぼ瞬殺だった。リバーサイドスポーツセンターの5人席は意外と13時とかでも残っていた。蔵前親水テラスも瞬殺ということはなかった。両国親水テラスは結構14時とかでも残っていた気がする(うろ覚え)。

なので、隅田公園そよ風広場を狙うのでなければ、チケット争奪戦とはいえ、12時から連打するとかそういう必要は無さそうだった。

下は今年の申し込み要項

https://www.city.taito.lg.jp/event/kanko/hanabitaikai.files/20240405_ver6_.pdf

当日のこと

市民協賛席は16時から18時までの入場となる(過ぎても別に入れるが、運営のことを考えて時間内に行くのが大人の所作と思われます)。少し早いが、会場の外が激混みになる前なので逆によい時間設定だったかもしれない。

会場

わたしは蔵前親水テラスの席を購入したのだが、テラスにわーーーーっとパイプ椅子がしきつめられている。AブロックとBブロックがあり、Bブロックのしかも後ろの方だったので、花火がだいぶ遠いことを覚悟したのだった。

スカイツリーとの距離感はこんな感じ。

川には花火見物の屋形船がたくさん停留していた。花火が始まる前からカラオケなどで盛り上がり、完全に出来上がっているようだった。屋形船高いんだろうな(怖くて調べない)。

持って行ったもの

初めてだったので勝手が分からず、かなり身軽に行ってしまい、反省している。

  • 水600mlの水筒を2本
  • タオル
  • 軽食、つまみ
  • ビール(夫)
  • 折り畳み傘

熱中症になるリスクがかなり高いと思ったので水はたくさん持って行った。これは正解だった。
そして雨が降っていたのでタオルも持って行った。座席は座る時スタッフさんが拭いてくれるが、そのあとも雨がぱらついたりしていたのでタオルは持って行ってよかった。
16時入場で早いため小腹がすくであろうこと、ちびちびやりながら花火を見たいことから、軽食、つまみ、ビールを持って行った。つまみは地元のまいばすでしょっぱいつまみを買って行ってしまったが、会場付近の飲食店が店先でいろいろ食べ物を販売しているので、そちらで買えばよかった。まあこれは経験しないとわからないので、次回以降に生かす。
雨だったので折り畳み傘を持って行ったが、道中では助かったが、席に着いたら傘禁止なので(まああれだけぎゅうぎゅうなら当たり前)、カッパを持っていくべきだった。ただこの暑さでカッパはすごい暑いだろう。でももっと雨土砂降りだったらどうしようもなくなっていたので、天気予報によってはカッパは必須だと思われる。

くれたもの(来年もくれるかはわからないので、自分で持っていくといいもの)

会場に着くと運営に一人一つの袋が渡され、中には花火見物の必需品が入っていた。これは毎年もらえるか分からないのだが、「必要だから」くれたものなので、来年(2025年)以降花火に行く人はこのセットがもらえないことも考え、同等の装備を自分で持っていくことをお勧めする。わたしはこれがあって本当に助かるくらい何も持っていかなかったので少し反省した。来年は自前でちゃんと持っていこうと思う。

  • うちわ
  • 冷タオル(首に巻く涼しいシート)
  • 堅あげポテト
  • この袋本体

うちわは本当に無いとつらいくらい暑い。本当に暑い。絶対にうちわか扇子かミニ扇風機は必須だと思う。
また、冷タオルは結構ずっと涼しさが持続して、これも用意すると花火見物がだいぶ楽になると思う。花火が始まれば暑さもなんとかなるのだけれど、先ほども書いた通り16時から入場なのでかなり待ち時間が長い。その間にいかに涼を取るかを考えて持ち物を用意した方がいい。
堅あげポテトは、別にこれじゃなくてもいいけど、16時入場で小腹が絶対減るので何か食料を持って行ったほうがいい。
雨などの際はとくに、座席の下に荷物を直置きしたくないので、この袋を敷いた。助かった。まあでもなくてもいい。

以上を踏まえて持っていくべきもの

以上の持って行ったもの、くれたものを踏まえて持っていくべきものをまとめる。

  • 水(たくさん)
  • うちわ、扇子、ミニ扇風機など
  • 首に巻いたりできる冷却シートなど(シートでなくて凍らせるやつとか、水で濡らすと永遠に涼しくなるやつとかもいいと思う)
  • タオル(雨、汗)
  • ビールなど飲みたいもの
  • 軽食・つまみ
  • カッパ(天気による)

ざっとこんな感じか。少し荷物が多くなるとは思うが、熱中症予防のため、楽しく花火を鑑賞するためにそれぞれ必要なものだろう。

実際花火を見てみてどうだったか

蔵前親水テラスからは、第一会場と第二会場の二つの花火を見ることができる。

第一会場の花火の距離感。

第二会場の花火の距離感。

倍率が違うのでわかんねーよ。はい。

第一会場の花火はやや小さいが、しかし結構はっきり綺麗に見えて、花火の開始時から楽しむことができる。
第二会場のすぐ斜め下が蔵前親水テラスなので、Aブロックの席を取れた人は結構な距離感で体験することができると思う。わたしはBブロックの後ろの方だったのでそこそこ距離はあったのだが、それでもやはり音、地響き、火薬の匂い、と花火をダイナミックに楽しむことができた。

8,000円が高い安いという議論はあると思うが、蔵前親水テラスはそんなに悪い席ではないという印象だった。
ちなみに、美容師さんと、隣の席に座ってたカップルの2ヶ所から聞いた(聞こえた)話なのでおそらく本当だと思うが、リバーサイドスポーツセンターの野球場の席は、火薬や灰が落ちてきて結構危ないし怖いし汚れるからあまりお勧めしないらしい。さらに、野球場の席は第二会場の花火は見えないので、蔵前親水テラスの方が花火は楽しめるという話だった。
また、実家が浅草の友人も「火薬は落ちてくる」と言っていたので、おそらく本当にそうなのだろう。

隅田公園そよ風テラスが多分一番いい席なのだけれど、台東区側からそちら側まで行くのも帰るのも大変な混雑で疲弊するだろうから、そちらの席を取ることはしないかしらという感じ。墨田区側に住んでいる人は狙ってもいいのではないだろうか。

ラッキー

今年はハーゲンダッツのサンプリングをやっていて一個ずつもらうことができた。暑かったので本当にありがたかった。ハーゲンダッツ一生好きよ。

 

以上

以上が今年の隅田川花火有料席(市民協賛席、蔵前親水テラス席)を利用してみたまとめである。備忘録&今年あまりに情報が少なくて困ったので誰かしらの参考になればと思い書いた。

来年は、どこかのお店の花火が見れる席に課金しようかしら(どんだけかかるんだ)。

 

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