【駄文散文 #6】冬に向けて生きる

夏である。この週末は梅雨が少しやる気を出しているが、それでもやはり夏である。今日は最高気温が26℃しかないが、それでもなお夏である。夏である。反論は認めない。

一般的に人は夏に活動的になる。まず身軽であることがその大きな要因であるように思うが、夏は衣服の面でも身軽だし、寒さに身を縮こませることもないし、昼は長いし、開放的な気分になる。
たとえば、タンクトップを着て、昼過ぎから炎天下のビアガーデンでBBQしながら飲む生ビールは夏の理想の一つだ。たとえば、離島の美しいビーチで友達と海へ入ったり出たりして、夕陽が沈むまで海を眺めていられたら最高だ。浴衣を着て恋人と花火大会へ行くのもいいだろう。なんにしても、一年の楽しいイベントは夏に集約されていたりする。
冬のイベントは、クリスマスやバレンタインなど、「カップル」や「恋愛」が前提のものばかりだ。
だが夏はどうだ。夏のイベントは万人に開かれている。だから人はみな、夏に向けて生きている。露出が高くなるのでダイエットをするし、旅行に行くので貯金をするし、花火をいい席で観覧するために予約開始日にインターネッツに張り付く。

そう、人は夏に向けて生きているのだ。
だがわたしは今この夏の始まりの時期だからこそ、冬に向けて生きている。

まず第一に、ダイエットを結構ちゃんと始めた。中心は運動と食事を気を付けること。今更夏の露出には間に合わないが、夏は服が別にかわいかったりかっこよかったりしないのでいい。冬の服装を思い出して欲しい。重ね着もかわいいし、コートもかっこいいし、編み上げブーツなんか超最高ではないか。冬の服装を、自分の理想に着こなせれば夏などただの前哨戦である。ということで、冬に向けてダイエットを始めるという天邪鬼なことを初めて見た。着膨れしないためにも、冬こそ痩せているべきなのだ。

次に、少しかぶるが、ZOZOでセール価格になっているコートやシャツ、ニットなどを今のうちに買おうとしている。この時期は、昨シーズンに売れ残った長袖商品がSALEになっている。今買わずしていつ買う。また、メルカリでも当然シーズンオフの衣料品は安く売られる傾向にある。わたしはそうしてフラボアのコートを買ってやったぜ。届くのが楽しみだ。こうしたネッツ徘徊で幸せな気持ちになれる、冬に向けて生きていれば。

最後に、と書こうと思ったのだけれど、別に最後に改めて言っておきたい冬の準備はしていなかった……。

ということで、冬に向けて生きているという話。はやく冬にならないかな。楽しみだ。
といいつつ、今月末の花火大会は有料席を購入していて夏も満喫しようとしている。結局人は欲張りなのだ(主語がデカい)。

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永遠にZOZO見てる

mah_ (@assa-ghost.bsky.social) 2024-07-10T12:54:52.745Z

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