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【読書感想】ほうかごがかり2 / 甲田学人

理不尽に集められた七人の「ほうかごがかり」
第2巻は第五話から第七話まで。

第1巻の感想などはこちら。

nagainagaiinu.hatenablog.jp

 

第2巻はしんどかった。というかこの小説しんどい。推しがどんどん……ふえぇ。

第五話はイルマ、第七話は留希、惺……。えええええ。

イルマはほうかごがかりの仕事を拒否し続け、果ては啓にそれを押し付けるが、結局最終的には無名不思議によって死ぬ。第六話では菊の管理する無名不思議が題材となっているが、菊はまだ死なない。しかし管理している無名不思議がどんどん凶悪になっていて、いつ爆弾が爆発するかわからない状況でヒリヒリする。第七話ではいじめられっこの留希が無名不思議と仲良くなり、結果増大させ現実の世界にまで影響を及ぼせるように育ててしまい、現実世界で犠牲が出る。いじめっこの玲央とそれを助けようとした惺。留希もあとかたもなくなってしまう。

つっら。この小説本当に読み進めるのがつらい。無名不思議の描写が細かくて黒くて読むのがしんどいというのもあるのだが、その一話を通じて好きになった登場人物が残虐な死を迎えることがしんどい。しかし続きが気になって読み進めてしまう。

次は3巻。すぐ読むかはわからないが、近々に読むことでしょう。