MENU

結局こういう布陣でいいわ【カバン編】

久々。

さて、飽きっぽさがわたしの大きな欠点の一つだ。ガラケー時代は1年ごとに番号ごと電話を変えていたし、学生時代はバイトは大体1年で変えてたし、本当は住むところも5年くらいで変えたい。

そんなわたしが16年前に買っていまだに使い続けている持ち物がある。
それはこれ。ドン。

https://www.yoshidakaban.com/product/105791.html

PORTERのTANKER BACKPACKだ。ポーターのあのリュックと言えばわかる人も多いだろう。愛用者も多く、ときどき外出時にリュック被りをすることもある商品だ。

16年前のある日、わたしは横浜LOFTにてこのリュックを買った。通勤用だ。そしてその10年後わたしは無職となり、このリュックは日常用になり、買い物から病院の行き来からおでかけから、変わらずわたしのそばにいてくれている。相棒オブ相棒。もう手放すことなどできない。

しかし16年使ってもまるでガタがこない、と言ったら嘘になる。生地や持ち手は丈夫でまったくなんの損傷も無いが、チャックだけは経年劣化を避けられらかった。壊れてしまったのだ。
そのため、今修理に出しているのだが、帰ってきたらまた16年は使い倒す所存である。が、修理に3ヶ月かかると言われ絶望した。絶望しようが3ヶ月かかるのでなんとかするしかないのだが、普段使いのリュックサックをどうしろというのか、途方に暮れていた。

そこで、別に持っていたこのショルダーバッグを一時的に日常使いにすることを検討した。

POTERのLUGGAGE LABELのショルダーバッグだ。

かなり入る。容量的にはTANKERのリュックと遜色ないと言える。
しかし、しかし、しかし。しかし、革だからめちゃくちゃ重いのだ。

肩が死……パイスラッシュも死……背中もダメージをくらう。これは早急になんとかしなければならない。身体の健康を損なってしまう。

そこで、急場を凌ぐためにトートバッグを購入することを検討した。とにかく革は避けたいのと、リュックを修理中なのでリュックをもう一個買っても仕方ないなということ、ショルダーバッグは肩、背中、腰に変な負担がかかり続けるので避けたい、しかしそこそこ容量が欲しい、そういうことで帆布のトートバッグを購入することを検討し、いくらかウェブサイトを見たりしていた。

www.google.com

しかしまともなものを買おうとすると1万円から2万円かかる。3ヶ月のためだけにその出費をするのはいかがか。いやでもちゃんとしたトートバッグ1個くらい持っててもいいんじゃないの。など逡巡に次ぐ逡巡。さてどうしようと思っていたが、そんな事情は他所に外出はある。

わたしは蛮族の地上野に起居しているが、本日横浜へとあるイベントで外出することになっていた。この猛暑である。でかい水筒を持っていきたい。しかし前述のLUGGAGE LABELの革のショルダーバッグはかなり重い。そこにさらに1kg近い600ml超の水筒を入れると、確実に肩と背中と腰と胸がシス。しかし代用となるがばんがない。

そこでこういう布陣で急場を凌いだ。

まずPOTERのボディバッグ。荷物の少ない時はこの小さくて軽いバッグ一つで出かけることもある、TANKERのリュックと同様かなり強い相棒だ。
しかしこいつの弱点は、利点と同じことになるのだが、小さいことだ。この季節、日傘と水筒を持ってでかけようとしたら、到底入らない。財布や薬ポーチを入れたらそれでおしまいである。
そこでサブとしてこれだ。

これは昨年Meta Quest3の実演に参加してもらったノベルティの黒いトートバッグ。これはまったく機能性がないただの袋で、ポケットも無いしボタンやチャックも無い。

この2個持ちが最高だった。軽いしたくさん入れようと思えば入るし、強いて言えばMetaの回し者と思われたく無いなくらいの話で、それはロゴが入っている面を身体側にして持てば問題ナッシング。

ちなみに持ち歩くものはこんな感じ。

ボディバッグには財布と薬ポーチ。

財布はこだわって小さいものを採用している。あとは化粧直し用のポーチを入れたりもできる余裕くらいはまだある。あと日焼け止めも入れてた今日は。

そしてトートにはこんなものを入れる。ハンカチ、日傘、水筒。

まだ入る余地はある。

ちなみに水筒は夫の会社のノベルティである。ノベルティ万歳。ノベルティって結構しっかりしたものが多くていいのよね。どんどんくれノベルティ、各社。

と、いうわけで、ちゃんとしたトートバッグを買わずとも、ボディバッグに貴重品などを入れてサブで簡素なトートバッグを持つという、このスタイルで問題なく今日を過ごせたし、特に不満も無かった。なんだ、こんなんでいいのか。そうだよな、こんな布陣でいいんだよなと改めて思う。別に元々高価なものを身につけたいとかそういう気持ちがまったくないのだ。

リュックが戻ってくるまでMetaトートバッグを使い倒す、そんなことを決意した真夏日だった。うっかり高いトートバッグ買う前でよかったよかった、ちゃんちゃん。